車両制限令違反に係る違反点数の誤通知の発生について

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　西日本高速道路株式会社は、車両制限令違反に係る違反点数の通知において、車両制限令違反を行っていない会社（京都市）が違反を行っていると誤認識し、同社が所属する事業協同組合に対して違反点数を誤通知していたことが判明しました。

　この事象を踏まえ、西日本高速道路株式会社、東日本高速道路株式会社および中日本高速道路株式会社の3社は、平成29年4月以降の違反点数通知について全数調査を実施した結果、誤った点数の通知等が15件発生していることが判明しました。

　関係者の方には多大なご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げるとともに、今回このような事態を引き起こしましたことを真摯に反省し、再発防止に努めてまいります。

1 経緯

2 原因

　違反点数集計時の確認・チェック不足や集計ミス等により、違反事象の同名他社のものとの取り違えや誤った点数の通知等が発生したものです。

3 平成30年3月から実施した全数調査結果

　今回の誤通知の判明を受け、西日本高速道路株式会社を含む高速道路会社3社において、平成30年3月から同様の誤通知の事案がないか調査を実施しました。その結果、今回の事象のような同名他社に誤って通知した事案はございませんでしたが、誤った点数の通知または違反点数の通知漏れという事象が新たに15件判明しました。なお、15件の関係者の皆さまには、お詫びのうえ、違反点数の訂正をさせていただきました。

4 再発防止策（高速道路会社共通）

補足資料

　高速道路の老朽化（別紙（1））が進む中、各高速道路会社では、道路構造の損傷や劣化の原因となる超重量車両をはじめとする車両制限令（別紙（2））違反車両の取締を強化しております。

　上記の強化策の一環として、高速道路の利用料金に対する大口・多頻度割引（別紙（3））について、割引対象者が車両制限令に違反し、所定の累積違反点数に達した時点で割引を停止する措置（別紙（4） ※平成29年4月より見直し）を行っております。

　この措置に関連して、平成29年6月から、大口・多頻度割引制度をご利用される事業協同組合のうち希望者に対して、組合員の累積違反点数を通知させて頂く制度（別紙（5））を実施しております。

別紙（1） 高速道路の老朽化について

（西日本）http://www.w-nexco.co.jp/renewalproject/
（東日本）http://www.e-nexco.co.jp/renewal/
（中日本）http://www.c-nexco.co.jp/koushin/

別紙（2） 車両制限令について

http://www.jehdra.go.jp/pdf/shagen_torikumipamphlet.pdf

別紙（3） 大口・多頻度割引制度について

（西日本）http://www.w-nexco.co.jp/etc/frequency/
（東日本）http://www.driveplaza.com/traffic/tolls_etc/etc_dis_frequency/
（中日本）http://dc2.c-nexco.co.jp/etc/discount/frequency/

別紙（4） 車両制限令違反者に対する大口・多頻度割引停止措置等について

（西日本）http://corp.w-nexco.co.jp/corporate/release/hq/h28/0929a/
（東日本）http://www.driveplaza.com/safetydrive/weight.html
（中日本）http://www.c-nexco.co.jp/corporate/pressroom/news_release/3927.html

別紙（5） 車両制限令違反に係る違反点数通知制度について

（西日本）http://www.w-nexco.co.jp/safety_drive/specialcars/notification_system/
（東日本）http://www.driveplaza.com/traffic/tolls_etc/etc_dis_frequency/pdf/seigen05.pdf
（中日本）http://dc2.c-nexco.co.jp/etc/discount/frequency/pdf/20170525_notice.pdf