北海道の高速道路は冬道の体制に入ります

平成28年9月29日
東日本高速道路株式会社
北海道支社

 NEXCO東日本北海道支社(札幌市厚別区)では、10月16日から翌年の4月30日までを雪氷対策期間と位置づけ、気象、道路状況の把握、除雪作業などのため、総勢約1,300名の人員と約300台の車両にて24時間体制で安全な交通確保に努めます。

 また、今冬期もNEXCO東日本グループが一丸となった雪氷対策作業の実施に向け、「高速道路雪氷対策出陣式」を行いますので、併せてお知らせします。

【高速道路雪氷対策出陣式 実施日程】(IC:インターチェンジ)

事務所名開催日時開催場所参加車両・人員
【概数】
室蘭管理事務所10月21日(金)
10:00~10:30
道央自動車道
室蘭IC 駐車場内
40台、80名
苫小牧管理事務所10月11日(火)
11:00~12:00
道央自動車道
苫小牧西IC 駐車場内
20台、40名
札幌管理事務所10月14日(金)
9:30~10:30
道央自動車道
北広島IC 駐車場内
40台、70名
岩見沢管理事務所10月11日(火)
9:30~10:30
道央自動車道
岩見沢IC 駐車場内
20台、50名
旭川管理事務所10月11日(火)
10:30~11:30
道央自動車道
旭川鷹栖IC 駐車場内
20台、60名
帯広管理事務所10月6日(木)
10:00~10:30
道東自動車道
音更帯広IC 駐車場内
20台、50名
合計160台、350名

1 冬の高速道路を安全・快適にご利用いただくために

 冬の高速道路では夏期に比べ冬期の事故発生件数が約1.8倍となり、例年、初冬の11月頃から事故が急増します。冬期間、高速道路をご利用される場合には、気象や路面状況に応じた安全運転でのご利用をお願いします。また、冬タイヤ装着など早めの冬装備をお願いします。

夏・冬別事故発生件数(H27シーズン)のイメージ画像
夏・冬別事故発生件数(H27シーズン)
初雪観測日(H27) NEXCO東日本調べのイメージ画像
初雪観測日(H27) NEXCO東日本調べ

2 昨年の降雪状況

 平成27シーズンの高速道路の累計降雪量(10月~4月)は、累計平均で393cmとなりました。道内の中で特に多かった地域は常盤トンネルの876cm、次いで三笠の820cmでした。これらの降雪に対する除雪作業の総距離は約34万kmに及び、地球約8.5周分に相当します。なお、初雪が最も早かった地域は、トマム観測所の10月13日でした。

昨年の降雪状況のイメージ画像

3 雪氷作業時のお願い

 NEXCO東日本北海道支社では、高速道路の雪による通行止めや交通規制を最小限にするため、24時間体制で雪氷作業を行っています。雪氷作業へのご理解とご協力をお願いします。

4 雪氷対策の取組み

 NEXCO東日本北海道支社では、(1)除雪作業車編成の工夫による作業の効率化、(2)除雪作業車にGPSを搭載し、その電波による作業進捗の把握や、作業のリアルタイムな情報提供など、雪氷ITSを活用し北海道の厳しい気象状況や変化に的確に応じた雪氷作業を行っています。

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