ゴールデンウィークの高速道路などの渋滞予測について【首都圏版】

下り線のピークは、5月2日(土)~3日(日)
上り線のピークは、5月4日(月)~5日(火)
~ 今年は例年以上に長い渋滞が多く発生、渋滞時間帯を避けたご旅行を ~

平成21年4月10日
東日本高速道路(株)関東支社
中日本高速道路(株)東京支社
中日本高速道路(株)八王子支社

 NEXCO東日本関東支社及びNEXCO中日本東京支社・八王子支社では、ゴールデンウィーク時期[平成21年4月25日(土)~平成21年5月6日(水)の12日間]に関東甲信地方及び静岡県内の高速道路などで発生が予測される交通集中による渋滞(10km以上)の傾向などをとりまとめましたのでお知らせします。

 今年のゴールデンウィークは休日特別割引が導入されたことや5連休となることから例年以上に渋滞が大きくなると予測しています。この渋滞予測を参考にして出発時間を渋滞のピークが予測される時間帯の前後にずらすなど、ゆとりのある旅行計画づくりにお役立て下さい。

 なお、休日特別割引による影響として、2度の休日で確認された交通量の増加の実績を踏まえて渋滞の予測を行っていますが、ご利用動向が例年と異なることが予想され、例年は渋滞が発生しない箇所でも渋滞が発生する場合がありますので、ご注意ください。

 また、ETCをご利用いただくと、各種割引や、スマートインターチェンジをご利用いただけます。(詳しくは、http://www.driveplaza.com/traffic/tolls_etc/又はhttp://www.c-nexco.co.jp/etc/をご覧下さい)

 なお、ETCレーンでは、十分な車間距離をとり、時速20km以下の安全な速度で走行願います。NEXCO東日本及びNEXCO中日本では、ETC開閉バーの開くタイミングを遅くする速度抑制対策を実施中です。皆さまのご理解とご協力をお願いします。

1 渋滞予測について

(1)渋滞発生の傾向
 今回は、下り線の渋滞は5月2日(土)~3日(日)、上り線は5月4日(月)~5日(火)に渋滞が集中すると予測されます。なお、今回の予測については、3月28日(土)から実施中の新たな高速道路料金割引(休日特別割引)による交通動向を加味していますが、まだデータが少ないため、これまでのゴールデンウィークと交通動向が変化し、渋滞が増加することも想定されます。

予想される渋滞回数:下り全77回、上り全108回のイメージ画像

(2)特に長い渋滞の予測(方面別に予測渋滞長の上位)

方面ピーク時の
月・日・曜日
時間帯ピーク
時間
道路名渋滞の先頭
(所在地)
ピーク時

渋滞長
下り
方面
5/2 土4:00~
15:00
7時関越
自動車道
花園IC
付近
埼玉県深谷市55km
5/1 金19:00~
翌3:00
21時中央
自動車道
相模湖IC
付近
神奈川県相模原市45km
5/2 土3:00~
22:00
5時中央
自動車道
相模湖IC
付近
神奈川県相模原市45km
5/3 日4:00~
16:00
6時中央
自動車道
相模湖IC
付近
神奈川県相模原市45km
上り
方面
5/5 火12:00~
翌2:00
16時東北
自動車道
矢板IC
付近
栃木県矢板市45km
5/5 火6:00~
翌7:00
17時中央
自動車道
小仏TN
付近
東京都八王子市45km
5/4 月14:00~
0:00
17時東北
自動車道
矢板IC
付近
栃木県矢板市40km

 なお、関東甲信地方・静岡県内の高速道路などにおける主な渋滞(ピーク渋滞長10km以上)一覧については、別紙-1【PDF:132KB】をご参照下さい。

2 道路交通情報の入手方法

 リアルタイムな道路交通情報や渋滞予測情報の入手方法については、別紙-2【PDF:160KB】をご覧下さい。

3 休日特別割引によるお客様サービスの取組み

 例年以上の混雑が予想されることから、渋滞末尾での追突注意喚起対策やサービスエリアでの駐車場整理員の配置、仮設トイレの設置などお客様サービスの強化に取り組みます。

駐車場整理員の配置と仮設トイレの設置のイメージ画像
渋滞末尾での追突喚起対策とSA・PAの満空情報の提供のイメージ画像

4 お客さまへのお願い

 この時期、高速道路やサービスエリアなどは大変混雑します。
渋滞を避け、安全なご旅行のために、ぜひお客さまには次の事項についてご確認をお願いします。

【旅行計画には】

  • 渋滞予測情報をご活用ください

     渋滞予測情報を基に、出発時間を渋滞のピークが予測される時間帯の前後にずらせば、渋滞を避けて移動ができます。

  • 給油やトイレはお早目にお願いします

     給油やトイレは混雑が予想されます。

     なるべく高速道路のご利用前や渋滞区間の手前などで、早目にお済ませください。

【安全な旅行のために】

  • 走行中の故障トラブルを防ぐため、走行前に車の点検をお願いします

     高速道路上での故障トラブルは、事故や渋滞の原因となります。故障トラブルの大半が、走行前の基本的な車両点検で防げるものです。特に、燃料、タイヤ、オイル、冷却水の点検を忘れずにお願いします。

  • 適度な休憩をお取りください

     夜間運転や長時間運転は疲れやすくなります。サービスエリアなどを利用して適度な休憩をとり、安全運転を心掛けてください。

     また、最近サービスエリアなどから進入方向を間違えるなど、高速道路本線を逆走して事故に至るケースが発生していますので十分注意してください。

  • 飲酒運転は絶対にしない、させない

     飲酒運転は、死亡事故などの重大事故につながる極めて悪質・危険な運転行為です。皆様一人ひとりが、「飲酒運転は絶対にしない、させない」ことを徹底し、飲酒運転による悲惨な事故をなくしましょう。

  • 後部座席でもシートベルトを着用してください

     平成20年6月1日から、改正道路交通法が施行され後部座席でもシートベルトの着用が義務化されました。運転席、助手席はもちろん後部座席においてもシートベルトを正しく着用しましょう。

  • 渋滞後尾での追突事故にご注意ください

     渋滞が発生すると、渋滞の車列の中や渋滞の後尾での追突事故が多く発生しています。

     わき見をせず、渋滞後尾ではハザードランプで後続車に合図をするなど、追突事故防止に心掛けてください。

【ETCご利用のお客様のために】

  • ETCカードは確実に挿入してください

     ETCカードの挿し忘れや不完全な挿入の状態でのご利用は、開閉バーの未作動の原因となり非常に危険です。確実に車載器へETCカードを挿入したことを確認してご利用ください。

     また、ETCカードにはクレジットカードと同様に有効期限があります。有効期限が切れているカードはご利用できませんのでご注意ください。

  • ETCレーンは、十分に速度を落としてご利用ください

     ETCレーンには、前車と十分な車間距離をとった上で、時速20km/h以下に減速して進入し、ETCレーン内は徐行して、安全に停止することができる速度で、開閉バーが開いたことを確認してご通行ください。

【もし事故や故障のときは】

  • すみやかに安全な場所へ避難してください

     交通事故や故障により停止した場合、道路上にとどまることは非常に危険です。

     おちついて、安全のために次の行動をお願いします。

  • ハザードランプや三角停止表示板、発炎筒などで後続車に危険を知らせる。
  • 通行車両に注意しながら、すみやかにガードレールの外などの安全な場所に避難する。
  • 「非常電話」などで状況を通報し、指示に従い安全な場所でお待ちください。

【道路の異状を発見したら】

  • 非常電話、又は道路緊急ダイヤル『#9910』でお知らせください

     車両の通行に支障となる道路の穴ぼこや落下物などの緊急事態を発見したら、お近くの非常電話、又は道路緊急ダイヤル「#9910」で通報をお願いします。

     「#9910」は、固定電話(NTT)、携帯電話(NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイル、イー・モバイル)、PHS(ウィルコム)から通報が可能です。

  • 自動車走行中のドライバーの携帯電話の使用は禁止されています。運転中の携帯電話のご利用は、同乗者が行うか、安全な場所に停止してからお願いします。
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