VISIONこれからさらに加速する 北海道高速道路の未来

−地域の交通ネットワークを強く、安全・安心に−4車線化事業について

広大な北海道では、早期に高速道路ネットワークの充実を図ることが急がれていたこともあり、暫定2車線の区間が多く存在しています。しかし、暫定2車線区間は、4車線区間よりも規制速度が抑えられているうえに追い越しができず快適性や走行性に劣る、対面通行による重大事故の発生リスクが高い、事故が発生した際に両方向の通行止めを余儀なくされることがあるなどの多くの問題点を抱えているため、4車線化によるこれらの問題の解決が急務となっています。

優先整備区間から4車線化を
進めていきます

2019年9月に国土交通省が策定した「高速道路における安全・安心基本計画」では、4車線化を優先的に進めるべき区間(優先整備区間)として、北海道内の4区間(約136km)が選定されました。そのうち、道東道の一部区間では既に4車線化工事が進んでおり、残りの区間についても、計画的に4車線化を進めていきます。

優先整備区間から4車線化を進めていきます
優先整備区間(約880km)における北海道の区間

「命の道」である道東道を、
さらに強く安全に

2016年8月の台風10号による大雨災害からいち早く復旧し、道央~道東間のアクセスが寸断されるのを防いだことから「命の道」とも呼ばれる道東道は、災害時の緊急輸送などに欠かすことができません。2車線のままでは事故などによる通行止めのリスクが高く、早期の4車線化による機能強化を望む声が高まっていました。山岳地帯で、カーブが多く勾配の厳しい並行一般道を抱える占冠IC~十勝清水IC間は、いち早く4車線化の事業化が決まり、現在、着々と工事が進められています。

優先整備区間から4車線化を進めていきます

2019年から順次事業化され、
4車線化の工事が進んでいます。

施工前
施工後

2019年9月、トマムIC〜十勝清水IC間の下り線の一部に付加車線を設置。
付加車線設置区間が0.8kmから3.9kmに増えました。

盛土部
切土部
トンネル部
橋梁部

供用中車線の交通を確保しながら
4車線化工事を行います。

優先整備区間から4車線化を進めていきます

高速道路の下部を横断するカルバートボックスを建設中。
本体工事に向けた準備を進めています。(広内トンネル東側坑口付近)

優先整備区間から4車線化を進めていきます

広内トンネル東側坑口の工事完了イメージ