災害からの早期復旧や緊急時の迅速な対応

防災減災対策

福島県沖地震における復旧活動の事例

 2021年2月13日に発生した福島県沖地震では、常磐道や磐越道において、路面のクラックや段差、のり面の崩落、橋梁の損傷などが発生し、震災直後は約800kmの通行止めを実施しました。損傷の大きかった常磐道の切土のり面の崩落においては、本線をふさいだ流出土砂の撤去、のり面の応急復旧を迅速に行い、翌日には緊急交通路を確保、4日後には通行止めを解除しました。

常磐道 切土のり面崩落箇所 応急復旧後の写真
常磐道 切土のり面崩落箇所 応急復旧後

災害に強い道路づくり

 災害に強い道路づくりとして、大規模地震発生時に被災後速やかに機能を回復するため、段差防止構造、落橋防止構造・横変位拘束構造の設置、橋脚補強や支承部の補強などの橋梁の耐震補強や、盛土のり面の崩落を防止するための盛土内滞留水排除対策などを推進しています。
 2016年4月に発生した熊本地震により、ロッキング橋脚を有する高速道路を跨ぐ跨道橋1橋が落橋したことを受け、当社が管理する橋梁のほか、自治体などが管理する橋梁の耐震補強を進めています。

補強前の写真
補強前
補強後の写真
補強後
  • ロッキング橋脚:施工スペースが限られた跨高速道路橋などで多く採用されていますが、変位が生じると不安定になる構造であることから耐震補強が課題となっています。