災害からの早期復旧や緊急時の迅速な対応

防災減災対策

東日本大震災における復旧活動の事例

 2011年3月11日に発生した東日本大震災では、東北道や常磐道で路面のクラックや段差、盛土崩落、橋梁の伸縮装置の破損など多くの損傷が発生し、震災直後は約2,300㎞の通行止めを実施しました。

 緊急点検や仮復旧を実施し、翌日には緊急交通路を確保、13日後にはほぼ全線の通行止めを解除しました。

被災直後の様子(2011年3月11日16時ごろ)の写真
被災直後の様子(2011年3月11日16時ごろ)
応急復旧後の様子(2011年3月17日17時ごろ)の写真
応急復旧後の様子(2011年3月17日17時ごろ)

災害に強い道路づくり

 災害に強い道路づくりとして、大規模地震発生時に被災後速やかに機能を回復するため、段差防止構造、落橋防止構造・横変位拘束構造の設置、橋脚補強や支承部の補強などの橋梁の耐震補強や、盛土のり面の崩落を防止するための盛土内滞留水排除対策などを推進しています。

 2016年4月に発生した熊本地震により、九州道においてロッキング橋脚※を有する跨高速道路橋(オーバーブリッジ)が落橋したことを受け、 NEXCO東日本が管理する同じ構造を持つ橋梁のほか、自治体などが管理する橋梁の耐震補強を進めています。

  • ロッキング橋脚:1970年代に建設された跨高速道路橋などで採用されています。橋梁の上部構造に大きな移動や回転が生じると不安定になる構造であることから耐震補強が必要です。
補強前の写真
補強前
補強後の写真
補強後