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海外での事業展開
E-NEXCO INDIAの営業開始

2009年10月にインド駐在員事務所を開設以来、同国を軸とした海外展開を目指し、現地の道路運営会社「Cube Highways and Infrastructure PrivateLimited(Cube社)」の株式取得を通した有料道路運営事業への参入などに携わってきました。そのインドにおいて培った経験を活かす新たな一歩として、現地法人「E-NEXCO INDIA PRIVATE LIMITED (ENI)」を設立し、2019年11月1日より営業を開始しました。
NEXCO東日本グループの保有する質の高い技術とノウハウをインドの道路事業へ活用することで、インド国内における安全・安心・快適・便利な道路空間の提供に寄与していきたいと考えています。
海外の道路運営事業への参画
三菱商事㈱、㈱海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)、日本高速道路インターナショナル㈱(JEXWAY)、当社が参画し、日本コンソーシアムJapan Highways International B.V.(JHI)を組成し、Cube社を通し、インドの有料道路運営事業に参画しています。
また、当社は高速道路のノウハウを有する株主として、このコンソーシアムから出資路線の点検業務を受注しています。2019年度は、5つの高速道路で現地点検を実施しました。


ODAコンサルティング業務の実施
開発途上国の社会・経済の開発を支援する政府開発援助(ODA)を目的としたコンサルティング業務として、交通事故による死亡事故数が世界で最も多いインドの死傷者数減少に貢献するため、画像処理とAI技術を活用した交通挙動把握の実証実験をCube社の保有路線(JaipurMahua Tollways)において実施しました。


国際協力
人材育成に向けた取組み
(独)国際協力機構(JICA)を通じて、高速道路の建設・維持管理・政策支援に関する長期専門家をインドおよびミャンマーに各々1名派遣しています。また、日本国内においても、2019年度は国土交通省やJICAなどからの海外研修生など約60名を受け入れました。


国際交流
2019年9月にオーストリアの道路運営会社のASFiNAG社およびスペインの道路省を訪問し、先端技術の開発状況の視察やアセットマネジメントのデジタル化に関する意見交換を行いました。
双方にとって参考になる情報が多く、アセットマネジメントの開発を進めるにあたって、有益な技術交流となりました。


国際会議への参画
学術会議を含む国際会議への参加を通じて世界の高速道路技術に関する情報収集や発信を行っています。
2019年10月には、世界道路協会(PIARC)主催の世界道路会議アブダビ(UAE)大会、日印道路交流会議(日本)へ当社およびグループ会社の社員が参加し、当社グループの技術やノウハウについて海外に広く情報発信を行いました。

