ETCを悪用した不正通行者の逮捕について

- NEXCO東日本は今後も不正通行には毅然と対応します -

平成18年9月17日
東日本高速道路株式会社
関東支社

 本日(9月17日)、ETCシステムを悪用し、本来支払うべき通行料金の支払を免れていた不正通行者が、電子計算機使用詐欺(刑法第246条の2)の容疑で埼玉県警察に逮捕されたとの発表がありました。

 本件は、容疑者が実際の走行車両よりも安い通行料金が適用となる車両の情報が登録されたETC車載器を取り付けることにより、本来支払うべき通行料金の支払を不正に免れる行為を繰り返し行っていたため、当社から埼玉県警察に通報したことが契機となり、逮捕に至ったものです。

 悪質な不正通行を行ってきた容疑者が逮捕されたことは、料金負担の公平性の確保及び不正通行抑止に繋がるものと考えています。

 当社では、従前から、有料道路事業に対するお客様の信頼を損ねることのないよう、『不正通行は許さない』という姿勢で対応しています。今後とも不正通行に対し毅然とした態度で臨むとともに、警察の捜査に積極的に協力し、不正通行対策に取り組んでまいります。

 本件容疑者による不正通行約300回について通行料金の確認を行い、不法に免れた通行料金に加え割増金(免れた額の2倍)を請求します。