料金所を強行突破していた不正通行者の逮捕について

~ 追従走行による不正通行車両を監視カメラが鮮明にキャッチ ~

平成20年9月30日
東日本高速道路株式会社
関東支社

 千葉県警は、本日、京葉道路船橋本線料金所において、通行料金を支払うことなく強行突破を繰り返していた不正通行者を、道路整備特別措置法違反の容疑で逮捕したと発表しました。

 今回の逮捕は、ETCレーンで前車との車間距離をほとんど取らずに走行する手口で不正に通行料金を免れていたもので、当社が千葉県警察本部高速道路交通警察隊に通報したことがきっかけとなり、逮捕に至ったものです。

 道路整備特別措置法は、平成17年10月1日の道路関係4公団の民営化に伴って改正され、高速道路会社が定めた通行方法(国土交通大臣の認可)に違反して料金所を通行した自動車その他の車両の運転者に対して、刑事罰が科されることになりました。

 当社ではこれまでも、有料道路事業に対するお客さまの信頼を損ねることがないよう不正通行監視カメラなどを活用し、『不正通行は許さない』という強い姿勢で取り組んでまいりましたが、今般、重大事故につながりかねない危険で悪質な不正通行を行った容疑者が逮捕されたことは、通行料金負担の公平性の確保及び不正通行抑止の観点だけでなく、安全面からも意義のあるものと考えています。

 今後も不正通行に対し、毅然とした態度で臨むとともに、警察の捜査に積極的に協力し、不正通行対策に取り組んでまいります。