ETCを悪用した不正通行者の逮捕について

NEXCO東日本は今後も不正通行には毅然と対応します

平成18年9月27日
東日本高速道路株式会社
東北支社

 本日(9月27日)、ETCシステムを悪用し、料金所係員を欺き 本来支払うべき通行料金の支払いを免れていた不正通行者 が、岩手県警察 に詐欺容疑で逮捕されたとの発表がありました。

 本件は、容疑者がETCシステムを悪用することにより、 出口料金所の係員を欺き実際に流入したインターチェンジ(IC)と違う、出口ICの隣接ICなどから流入したと嘘の申告を行い、本来支払うべき通行料金の支払いを不正に免れる行為を繰り返し行っていたため、当社から岩手県警察に通報し たことが契機となり逮捕に至ったもので 、ETCシステムを悪用した全国初の詐欺容疑による逮捕事例となります。

 悪質な不正通行を繰り返し行った容疑者が逮捕されたことは、料金負担の公平性の確保及び不正通行の抑止につながるものと考えています。

 当社では、従前から有料道路事業に対するお客様の信頼を損ねることのないよう、『不正通行は許さない』という姿勢で対応しています。今後も不正通行に対し毅然とした態度で臨むとともに、警察の捜査に積極的に協力し、不正通行対策に取り組んで行きます。

 本件容疑者による不正通行については、不法に免れた通行料金に割増金(免れた額の2倍)を加え、不法に免れた通行料金の3倍の金額を請求します。