東北自動車道 白石IC~仙台南IC間の5年にわたる改良工事が完了しました

平成22年7月15日
東日本高速道路株式会社
東北支社

 NEXCO東日本東北支社(仙台市青葉区)では、東北自動車道 白石インターチェンジ(IC)~仙台南IC間で、カーブの見通しをよくするための工事を実施しておりましたが、このほど完了しましたのでお知らせします。

 工事実施に当たり、安全確保のための工事車線規制など、ご利用のお客さまにはご協力を賜りましたことを感謝するとともに、今後とも安全・安心な高速道路の維持管理に努めてまいります。

 また、当該区間は東北自動車道の中でも、カーブや上り、下り坂が連続した厳しい区間であり、ドライバーの皆様には安全速度や交通規則を守り快適なドライブをしていただきたく、今後とも安全運転のお願いをしてまいります。

1 工事実施期間

 平成18年3月31日~平成22年7月15日

2 改良目的

 走行環境を改善し、事故の減少を目的とする。

3 改良区間

 東北自動車道 白石IC~仙台南IC間のうち、カーブや上り、下り坂が連続した厳しい道路線形区間 10箇所 延べ延長約8km 別添資料-3【PDF:156KB】

4 改良内容

別添資料-1【PDF:156KB】

(1)視距拡幅
:カーブの内側の路肩を拡幅し、ドライバーが前方を見通せる物理的距離(視距)を長くすることにより、より早く前方の障害物を発見することが可能となり、追突などの危険性を減少します。
(2)路肩拡幅
: 左側路肩を拡幅し、大型車が路肩に緊急停車しても走行車線に車体をはみ出すことなく停車が可能となり、後続車の接触などの危険性を減少します。

5 改良の効果

別添資料-2【PDF:156KB】

  1. 追突や接触の危険性が減少しました。
  2. 改良区間(約8km)では、事故件数が改良前と改良後で比較して32%減少しました。

【改良位置図】

改良位置図:白石IC~仙台南IC間のイメージ画像
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