常磐自動車道 全線開通後の交通量及び
ストック効果について

~地域経済の復興に向け、観光客が増加、雇用が増加~

※ストック効果:整備された社会資本が機能することによって、継続的に中長期的に得られる効果

平成27年10月16日
国土交通省東北地方整備局
宮城県
福島県
仙台市
東日本高速道路(株)東北支社

 交通状況

  • 開通6ヶ月の交通量は開通直後以降も堅調に推移
  • 暫定2車線区間(いわき中央~岩沼)の日平均交通量は、8,300~19,500台/日

 ストック効果

  • 福島・宮城沿岸地域の観光交流人口が震災以降最高を記録
    ・常磐道沿線の主要観光地では、県外からの来訪者の増加もあり、観光入込客数が震災以降最高を記録
  • 企業立地の増加、雇用拡大により地域経済の復興を牽引
    ・山元~亘理間が開通した平成21年以降、企業立地数が過去最高を記録
    ・平成26年12月以降の福島県浜通り地域の企業立地による経済効果は約550億円
    ・新規高等学校卒業求人倍率が増加し地域の雇用確保に貢献
常磐自動車道 常磐富岡IC~浪江IC間(14.3km)が平成27年3月1日に開通し、常磐自動車道は約350km(東京~仙台)が全線開通しました。

 交通状況

常磐自動車道の全線開通前後の交通状況

  • 開通6ヶ月の交通量は開通直後以降も堅調に推移
  • 暫定2車線区間(いわき中央~岩沼)の日平均交通量は、8,300~19,500台/日
常磐自動車道の全線開通前後の交通状況のイメージ画像

ストック効果

福島・宮城沿岸地域の観光交流人口が震災以降最高を記録

  • 常磐道沿線の福島県・宮城県の主要観光地(都市)では、観光入込客数が、震災以降最高を記録
  • 常磐道沿線の主要観光地では、常磐道を利用した県外からの来訪者が増加するとともに、観光消費額も25億円増加し、経済活性化に寄与
福島・宮城沿岸地域の観光交流人口が震災以降最高を記録のイメージ画像

福島県浜通り地方への企業立地増加・雇用拡大

  • 現時点(H27.6)で、沿岸地域の企業立地数は、過去最高を記録
  • 平成27年1月以降の福島県浜通り地域の企業立地による経済効果は約550億円
  • 浜通り地域における新規高等学校卒業者求人倍率は、企業立地とともに着実に増加、地域雇用確保に貢献
  • 浜通り地域の企業立地が地域の経済を牽引
福島県浜通り地方への企業立地増加・雇用拡大のイメージ画像
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