「軽量盛土に関する技術」について採用された提案技術の現地施工を実施

 「軽量盛土に関する技術」について、矢崎総業株式会社よる提案のあった「廃ガラスを用いたリサイクル軽量骨材」を、試験施工により性能確認を行い活用しています。

概要

ご提案企業名

 矢崎総業株式会社

提案内容

 廃ガラスを用いたリサイクル軽量骨材

TIネットワークへの提案日

 平成21年5月

現地試行箇所

日本海東北自動車道
 当該箇所は軟弱地盤上に盛土が施工されており、長期間にわたって盛土の沈下が続いていることから沈下対策を実施しているところです。沈下対策として橋梁部と盛土部の段差の補修工事において、盛土材に提案された軽量骨材を盛土材料として使用することにより、沈下スピードの抑制効果を確認しました。

施工状況

日本海東北自動車道の施工状況の写真

 盛土材料として軽量盛土材の性能を確認できたことから、軟弱地盤上における橋梁部と盛土部の段差抑制対策に活用しています。

現地への採用状況

 東北中央自動車道へ約2,900m3を施工しました。

東北中央自動車道の施工状況の写真
施工状況
施工完了の写真
施工完了

 今後、東北中央自動車道へ約18,400m³の施工を予定しています。