先端技術の活用

研究・技術開発の推進

除雪車両運転支援システムの開発

 高精度の位置情報を得ることのできる準天頂衛星システムと3次元高精度地図データを組み合わせ、雪氷車両の安全な走行をガイドする運転支援システムを開発し試行しています。

(1)組み合わせ
組み合わせ ©JAXAのイメージ画像
©JAXA
組み合わせ 3次元高精度地図データのイメージ画像
3次元高精度地図データ
(2)システム開発
システム開発 走行位置を運転席に表示のイメージ画像①
走行位置を運転席に表示
システム開発 走行位置を運転席に表示のイメージ画像②
(3)試行
試行 ガードレールなど障害物位置 外側線位置のイメージ画像
試行 視認不良でも安全に除雪が可能のイメージ画像
視認不良でも安全に除雪が可能

 更なる準天頂衛星の利活用および技術開発により、高速走行(約50km/h)での除雪作業支援、ロータリー除雪車の自動操舵技術の開発に取り組んでいます。

高速走行での除雪作業支援イメージのイメージ画像
高速走行での除雪作業支援イメージ
ロータリー除雪車自動操舵イメージのイメージ画像
ロータリー除雪車自動操舵イメージ

凍結防止剤に関する研究

 特集3(P21〜22)で紹介した「NEXCO東日本 総合技術センター」では雪氷対策の高度化の取組みとして、腐食促進試験機、低温恒湿試験機を用いた研究・技術開発を行っています。

 腐食促進試験機は、塩水散霧→乾燥→湿潤を繰り返すことにより腐食速度を加速させる装置で、凍結防止剤の散布による腐食に強い材料などの試験・研究を行います。低温恒湿試験機は、温度・湿度をコントロールすることにより、冬期の道路と同じ状況を再現する装置で、凍結防止剤のさらなる合理化と効率化、凍害や雪害に関する試験・研究を行います。

腐食促進試験機の写真
腐食促進試験機
低温恒湿試験機の写真
低温恒湿試験機

非破壊検査技術を活用した路面ひび割れ深さ計測技術(LCMS

 高速道路上での点検調査の省力化と補修技術の高度化を目指し、LCMSを搭載した試験車両を用いることで、交通規制を実施することなく、舗装のひび割れデータからひび割れ深さを推定する技術開発を進めています。

 LCMS:Laser Crack Measurement Systemの略

レーザーによる舗装ひび割れ測定のイメージのイメージ画像
レーザーによる舗装ひび割れ測定のイメージ
舗装横断面形状の検出イメージのイメージ画像
舗装横断面形状の検出イメージ

VOICE

技術本部 総合技術センター 技術開発チーム 係長 田々邉 博治の写真
技術本部 総合技術センター
技術開発チーム
係長
田々邉 博治
※取材当時の役職名

 NEXCO東日本総合技術センターにおいて、研究・技術開発、技術者研修を担当しています。

 研究・技術開発においては、凍結防止剤の更なる活用や効率的な散布方法など各種雪氷対策作業に関する高度化・効率化・安全性の向上に取り組んでいます。また、技術者研修においては、現場での経験を伝えるとともに当センターの設備を活用した見て触れる研修を行い、若手を中心とした技術者育成に取り組んでいます。