グループ長期ビジョン2025と中期経営計画
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ありたい姿の実現に向けて、挑戦し、⾶躍する

経営企画本部長
小林 靖
NEXCO東日本グループは、グループ長期ビジョン2025の実現に向け、2017年度から2020年度までの4年間を「将来のありたい姿を実現するために挑戦し、飛躍する期間」と位置づけた『中期経営計画(2017年度〜2020年度)』を2017年に策定し、社会的使命を果たすための5つの基本方針をもとに、グループ一体となって事業を実施してまいりました。
2019年には、多数存在する暫定2車線区間や高速道路の逆走、歩行者・自転車の誤進入など多様化する課題や、激甚化した広域的・同時多発的な風水害に対応し、高速道路の更なる機能強化を図るため、国土交通省が策定した「高速道路における安全・安心基本計画」を踏まえ、「高速道路における安全・安心実施計画」を策定しました。
「安全・安心実施計画」で策定した各施策の着実な推進および2020年度が最終年度となる中期経営計画の達成に向けて、グループ経営ビジョンで掲げた「つなぐ」価値を創造し、あらゆるステークホルダーに貢献する企業グループとして成長することを目指し、NEXCO東日本グループ一体となって取り組んでまいります。



グループ長期ビジョン2025
NEXCO東日本グループは、グループの企業価値をさらに高め、継続して使命を果たし続けるため、民営化20年後を見据えた2025年にありたい姿を『グループ長期ビジョン2025』でまとめています。
国民から信頼されている企業
~ Reliable
お客さまに必要とされている企業
~ Required
地域社会の期待に応えている企業
~ Responsible
国際社会から認められている企業
~ Recognized
社員がやりがいを実感している企業
~ Rewarding
(2014年5月策定)
安全・安心実施計画の策定
国土交通省が策定した「高速道路における安全・安心基本計画」を踏まえ、2019年12月20日に「高速道路における安全・安心実施計画」を策定しました。
この計画では、高速道路の安全性、信頼性や使いやすさを向上するため、次の項目について具体施策を策定しています。
(1)暫定2車線区間の解消
- 計画的な4車線化の推進
- 暫定2車線区間の安全対策の推進
(2)自動運転などのイノベーションに対応した高速道路の進化
- 自動運転に対応した道路空間の整備
- 高速トラック輸送の効率化
(3)世界一安全な高速道路の実現
- 事故多発地点での集中的な対策
- 逆走対策
(4)ネットワークの信頼性の飛躍的向上
- 災害時の通行止め時間の最小化
- 工事規制の影響の最小化
- 雪氷対策
- 渋滞対策
- 構造物の老朽化対策
- 維持管理業務プロセスの高度化・効率化
(5)お客さまニーズを踏まえた使いやすさの向上
- 休憩施設の使いやすさの改善
- 高速バスの利便性向上
- 訪日外国人旅行者への対応
- スマートICなどによる地域とのアクセス強化
- 現地の交通状況に応じた交通運用