アルジェリア東西高速道路建設工事へ技術支援を行います

平成19年6月28日
東日本高速道路株式会社

 NEXCO東日本(東京都千代田区、代表取締役会長:八木重二郎)は、このたび次のとおりアルジェリア東西高速道路建設工事に対し、高速道路事業を通じて蓄積された技術とノウハウを活用した企業への技術支援を、民営化後初めての取り組みとして行うことになりました。

1 概要

 「アルジェリア東西高速道路工事」は、アルジェリア公共事業省高速道路公団(ANA)が発注する、国内を東西に横断する約1,200kmの高速道路の建設事業です。

 工区は3工区に分けて発注されており、そのうち日本の共同企業体が契約した東工区の約400kmの建設工事に、技術支援業務を行うものです。本工区は日本企業が海外で受注した社会インフラ整備事業としては過去最大級のプロジェクトです。

2 共同企業体名

 アルジェリア東西高速道路建設工事共同企業体[COJAAL]
[鹿島建設株式会社、大成建設株式会社、西松建設株式会社、株式会社間組、伊藤忠商事株式会社による共同企業体]

3 当社が行う技術支援の内容

    1. 高速道路に関する総合的な技術支援
    2. トンネルの設備(換気、防災設備等)に関する技術支援

    4 支援方法

    現地に2名の専門技術者を派遣する予定です。

    【工事概要】

    企業者アルジェリア公共事業省高速道路公団
    資金源アルジェリア政府自己資金
    工事金額約5,400億円(税込み)
    工期2006年10月~2010年2月(約40ヶ月)
    施工者鹿島・大成・西松・ハザマ・伊藤忠共同企業体
    工事内容
    区間:
    チュニジア国境~ボルジブ・アレリジ(399km)
    道路:
    片側3車線上下6車線高速道路
    構造物:
    トンネル、橋梁、横断構造物
    土工事:
    切土量 約2,000万m3、盛土量 約2,700万m3

    【位置図】