圏央道により茨城県と千葉県が繋がります

平成26年2月13日
国土交通省関東地方整備局 常総国道事務所
東日本高速道路株式会社 関東支社 水戸工事事務所

 国土交通省関東地方整備局と東日本高速道路株式会社が共同で事業を進めている国道468号首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の稲敷ICから神崎IC間が開通することになりましたので、お知らせします。

 稲敷ICから神崎IC間

  • 開通日 平成26年4月12日(土)
  • 延 長 10.6km
  • 開通時刻、開通式典の概要及び開通区間の料金については、後日お知らせします。
  • 開通に先立ち、地元の地方公共団体がプレイベントの開催を予定しています。

 今回の圏央道(稲敷IC~神崎IC)の開通により、茨城県と千葉県が繋がります。

 また、圏央道が順次開通することにより、広域ネットワークが形成され、郊外から都心部への交通を分散導入する役割、都心の交通混雑を緩和する役割、災害時の道路ネットワークの強化などが期待されます。

 引き続き、残る区間についても早期開通に向け整備を進めていきますので、ご理解とご協力をお願いします。

 圏央道開通区間概要

  • 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)は、首都圏の道路交通の円滑化、沿線都市間の連絡強化等を目的とした都心から半径およそ40~60kmの位置に計画されている総延長約300kmの環状の自動車専用道路です。現在までに約170kmが開通しています。
  • 今回開通区間の概要路線名 :国道468号首都圏中央連絡自動車道(圏央道)
    ・開通区間:稲敷IC(茨城県稲敷市沼田(いなしきしぬまた))~神崎IC(千葉県香取郡神崎町松崎(かとりぐんこうざきまちまつざき))
    ・開通日:平成26年4月12日(土)
    ・延長:10.6km
    ・車線数:暫定2車線
    ・開通IC:稲敷東(いなしきひがし)IC、神崎(こうざき)IC
    ・アクセス道路:(一)江戸崎下総(えどさきしもふさ)線、国道356号

 今回開通区間の位置図

  • 土地収用法に基づく手続きによる用地取得等が速やかに完了する場合

 今回開通区間の標準断面図

 今回開通区間の状況

インターチェンジの状況

 圏央道の整備効果

圏央道の開通で、新たな広域ネットワークが形成されます。

  • 成田国際空港における国際航空貨物輸出量の約3割は埼玉や北関東・東北方面から発着しており、その主な輸送ルートは東関東道が担っています。
  • 都心を経由せず、埼玉や北関東・東北方面と成田国際空港を結ぶ新たな広域ルートの形成が期待されます。

 参考 環状道路の役割

  • 大都市圏の環状道路は、都心へ集中する幹線道路の交通のうち都心を通り抜ける車をバイパスさせ、都心の交通混雑を緩和する役割や郊外から都心部への交通を分散導入する役割など、集積が著しい都市の成長に不可欠な交通機能を提供します。

環状道路の役割

3環状9放射ネットワーク構想