高速道路の冬用タイヤ装着率調査の結果について(第3回)

平成28年12月8日
東日本高速道路株式会社
新潟支社

 NEXCO東日本新潟支社(新潟市中央区)は、12月5日(月)~7日(水)に新潟県内等の高速道路4カ所のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)で冬用タイヤ装着率調査を実施しました。

 その結果、冬用タイヤ装着率は全車両平均87%、小型車87%、大型車85%で、先週の調査から小型車が15%増加し、全車両平均では10%の増加となりました。

 この調査は、本格的な冬到来に合わせて結果を公表することで、冬用タイヤの早期交換を喚起し、雪道の安全運転を啓発することを目的に実施しているもので、装着率が90%に達するまで毎週行います。

1 冬用タイヤ装着率調査の実施概要

【調査方法】

  • 調査対象のSA・PAに駐車している車両のタイヤ種別を調査員が目視で確認
  • 1カ所で50台程度を調査
  • 小型車は料金車種区分の普通車・軽自動車、大型車は特大車・大型車・中型車

※調査台数は駐車場の利用状況により変更となる場合があります。

【調査場所】
 関越道・谷川岳PA、北陸道・黒埼PA、北陸道・米山SA、上信越道・妙高SA
 ※全て下り線で実施

【調査予定日】
 第1回:11月21日(月)~22日(火) 第2回:11月28日(月)~30日(水)
 第3回:12月5日(月)~7日(水) 第4回:12月12日(月)~14日(水)
※調査日は天候等の理由により変更することがあります。

【結果公表】

  • 調査実施週の木曜日に公表(第4回は12月15日(木)を予定)。

2 調査結果(調査台数:299台)

  • 装着率は全車両平均で87%、小型車は87%、大型車は85%となりました。
  • 小型車が前回調査から15%増加したことで、全車両平均で10%の増加となりました。
調査場所調査日区分調査台数調査結果前回調査
11/28~30
【参考】
昨年12月
第2週調査
初雪日
普通タイヤ冬用タイヤ
関越道
谷川岳PA
(下り)
12/5
(月)
小型車5576292%81%86%昨年:11/26
今年:11/8
大型車3232688%57%91%
8808891%78%88%
北陸道
黒埼PA
(下り)
12/6
(火)
小型車6394587%71%88%昨年:12/4
今年:12/6
大型車4162080%88%96%
10556585%78%92%
北陸道
米山SA
(下り)
12/7
(水)
小型車7687591%83%84%昨年:12/4
今年:未観測
大型車3161984%95%93%
10849489%86%87%
上信越道
妙高SA
(下り)
12/5
(月)
小型車10263672%46%93%昨年:11/25
今年:11/9
大型車2141688%78%100%
12405277%58%94%
全車両平均小型車2819021887%72%88% 
大型車12698185%84%94%
4025929987%76%90%
  • 群馬県のSA・PA:関越道 谷川岳PA
    新潟県のSA・PA:北陸道 黒埼PA、米山SA、上信越道・妙高SA

3 NEXCO東日本新潟支社からのお願い

  • 『降雪前に早めの冬用タイヤ装着』をお願いします。
    県内の高速道路でも、山間部では11月8日に初雪を観測し、除雪作業などを実施しております。
    今後、平野部でも降雪が予想されますので、早めの冬用タイヤへの交換をお願いします。
  • 『雪道での運転はゆっくりと安全な運転』をお願いします。
    降雪シーズン初めは、雪道での運転感覚が戻っていないため、冬用タイヤを装着していても交通事故を起こしやすい傾向があります。
    いつも以上に車間距離を十分にとってスピードを控えめに、「急ハンドル」、「急加速」、「急ブレーキ」などの「急」の付く操作は行わず、ゆっくりと安全な運転をお願いします。
  • 『お出かけ前とお出かけ中のこまめな情報収集』をお願いします。
    冬の高速道路は天候が急変しますので、出発地は晴れていても、目的地や通過点で雪が降っていることがありますので、冬用タイヤの装着やタイヤチェーンの携行をお願いします。
    また、お出かけ前やサービスエリアなどで道路情報や気象情報をこまめに確認して下さい。
    『ドライブトラフィック(ドラとら)』では、渋滞予測やリアルタイムの交通情報、高速道路の気象(雪道)予測や路面状況(雪道ライブカメラ)の情報を提供しております。

NEXCO東日本では、冬の高速道路を安全・安心・快適・便利にご利用いただくために、SA・PA・料金所での安全啓発活動や交通安全キャンペーン、「ドラぷら」において『マンモシ博士の冬の高速道路講座』の配信など、積極的に雪道に関する情報を発信しています。

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