渋滞予測情報の提供による渋滞緩和効果

平成18年5月25日
東日本高速道路株式会社

1) 渋滞予測情報の提供による渋滞緩和効果

  • 当社エリア内の高速道路の日交通量は4.6%増加したにもかかわらず、上り線では渋滞が5月4日(木)から6日(土)にかけて分散したため、30km以上の長い渋滞が前年度同期より半減しました。また、渋滞の大きさを示す渋滞量※1については約3割減少しました。
  • 上り線の渋滞が減少した要因として、今年度は3日(水)~7日(日)まで連休が取りやすい曜日配列であったとともに、渋滞予測情報をご覧になり、渋滞のピークの4日(木)~5日(金)を避けて、渋滞予測の少ない6日(土)に高速道路を利用されたお客様が多かったことも要因として考えられます。
  • 高速道路情報サイト『ドラなび』で行った渋滞予測情報に関するアンケートでは、約4割のお客様が「渋滞予測情報により渋滞を回避する」と回答されました。

※1: 『渋滞量』は渋滞の大きさを表す指標(渋滞長×渋滞時間)

1 上り線の30km以上の渋滞発生回数

管内の上り線における30km以上の渋滞回数は前年度より半減しました。

  • 30km以上の渋滞回数
    管内計) H17: 4回 ⇒ H18: 2回 (▲50%)
    東北道) H17: 3回 ⇒ H18: 1回 (▲67%)
    関越道) H17: 1回 ⇒ H18: 1回 (± 0%)
  • 最大渋滞長
    東北道) H17: 37.8km ⇒ H18: 32.6km (▲14%)
    関越道) H17: 47.3km ⇒ H18: 31.4km (▲34%)

2 上り線の渋滞量 (10km以上の渋滞を対象)

管内の上り線における10km以上の渋滞量は前年度より約26%減少しました。

  • 10km以上の渋滞量
    昨年度: 1.9千km・hr ⇒ 今年度: 1.4千km・hr (▲26%)

※H17GWは前年度、H12GWは今年度と曜日配列が同じ年

多くのお客様に渋滞予測情報が活用されています【PDF:135KB】

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