RECRUIT

以前、水戸工事事務所にいたとき、圏央道のつくば中央インターチェンジから境古河インターチェンジまでを開通させる事業に関わりました。開通後、工事関係者だけでなく地域の方々も含め喜んでいただいている姿を間近で見て、大きな達成感を得るとともに、地域に貢献できたことを強く実感できました。後日、それまで工事事務所に勤めていた歴代社員などの関係者が集まる機会がありましたが、総勢100人規模の人が集まり、苦労したことなどの思い出話をして労をねぎらいました。こんなにもいろいろな人がひとつの事業の成功に向けて関わってきたのかと改めて驚きました。たくさんの関係者と一丸になって、ひとつの事業を進めることにやりがいを感じています。

高校の授業で物理が得意だったうえ、大規模な構造物に興味があったことがきっかけで大学では土木工学を学びました。就職活動を始めてから、普段当たり前に使っている高速道路を支える仕事に魅力を感じ、入社を希望しました。ゼネコンや建設系のコンサル会社と違い、高速道路の計画・設計から建設、維持管理に関わる仕事まで、さまざまな場面の仕事ができるほか、サービスエリア事業などもやっているので業務の幅が広いところも興味を抱いたポイントです。

仕事をため込んでなかなか業務が進まないときに、上司から「自分だけで抱え込まずに、相手の気持ちになり、周りの人を巻き込んで仕事を進めるべし」というようなアドバイスをもらいました。私たちの仕事のほとんどは、受注者を始め、多くの関係者とともに進めていくものです。そこで、自分のマネジメントのやり方には改善できる点があることに気付かされ、以来、どんな時でも相手の立場になり、どうしたら自分の考えややりたいことが正しく伝わるのか、どう伝えればその人のモチベーションが上がるのか、双方が気持ちよく仕事を進めるためにはどう伝えるのがいいか、つねに意識して話すようになりました。そのおかげで、マネジメントのスキルが上がったと思います。

また、初めての工事事務所勤務の際に、工事発注～工事管理～竣工～供用開始までの一連の流れを主担当として経験できたことは、自信につながりました。

入社して11年目になりましたが、さまざまな経験ができるので仕事に飽きることがありません。新しいことを学ぶのは好きな方なので、日々、勉強して知識が蓄積されるのも魅力です。異動でさまざまな土地に住めるのも楽しいですね。

異動先で出会う仲間にも恵まれ、人間関係のストレスも少ないです。2～3年で異動なのでラクな気持ちで働けるのかもしれません。一方でみんなが異動を重ねることで、一緒に働いたことのある顔なじみの仲間が東日本各地に増えていきます。離れていても、困ったときに頼れる人がたくさんいるのは心強いです。

いまは、いつまでにどこに何を建設するという決められた事業計画を実現させるため、完成に向けて目の前の工事を進めています。今後は事業計画を立てるような部署で仕事をしてみたいです。交通量や渋滞発生状況を調査・分析し、どこで新規事業を行うのが効果的なのか、事業にどれだけのコストがかかるのか、どのような効果があり、どのような課題が解決できるのかなどを考える仕事をしてみたいですね。そうすることで自分自身のキャリアが広がるだけでなく、より未来をイメージでき、これからの地域社会の発展や経済活動の活性化に貢献できると考えています。