入札前技術提案交渉方式について

概要

 技術的難易度が高く、かつ施工の工夫の余地が大きな(多様な工法の可能性など)工事において、入札前に当社が示した標準案に対して、施工業者の優れた技術力・施工計画立案能力に基づいた品質性能を満たし経済性にも優れた技術提案(施工方法等)を求め、さらに当社との技術交渉(対話)を行い、技術提案をより最適化した上で技術提案と入札価格を総合的に評価し、落札者を決定する方式です。

手続の流れ及び概要

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手続きの概要

 本方式は、次に示す段階的な手続を経て、落札者を決定します。

    1競争参加者の認定

  • 当社が定めた競争参加資格要件に適合する者を競争参加者として認めます。
  • 競争参加者に対し、第一次技術提案書及び第一次工事費内訳書の提出を要請します。
    (なお、当社が定めた競争参加資格要件の詳細は、入札公告・入札公告後に配布する入札説明書で明らかにします。)

    2入札参加者の選定

  • 第一次技術提案及び工事費内訳書を提出した競争参加者にヒアリング等を行います。
  • ヒアリング等を行った後、第一次技術提案書を審査(技術評価)します。
  • 当社が定める評価基準値を満足する提案書提出者を入札参加者として認めます。
  • 入札参加者に対し、第一次技術提案書に基づく技術交渉への参加を要請します。
    (なお、当社が求める第一次技術提案書の内容及び当社の定める基準、一定の評価値の詳細は、入札公告後に配布する入札説明書で明らかにします。)

    3入札参加者及び落札者の決定

  • 入札参加者と第一次技術提案及び工事費内訳書に基づく技術交渉(対話)を行います。
  • 入札参加者は、技術交渉を反映した第二次技術提案及び工事費内訳書を提出します。
  • 入札参加者と第二次技術提案及び工事費内訳書に基づきヒアリング等を行います。
  • 当社が定める評価基準により第二次技術提案書を技術評価します。
  • 後日に入札を行います。
  • 落札者は、第二次技術提案書の「技術評価」と「入札価格」を総合的に評価する「総合評価落札方式」により決定します。
    (なお、第二次技術提案書の、当社の定める基準等は、入札公告後に配布する入札説明書で明らかにします。)