東日本大震災に伴う本復旧工事の低入札価格調査の特例について

平成23年7月13日

 NEXCO東日本(東京都千代田区)は、東日本大震災の迅速かつ円滑な復旧・復興を図るため、被災した道路等の本復旧工事に限り低入札価格調査を、特例措置として、次のとおり行うこととしましたのでお知らせします。

1 本復旧工事限定措置の内容

(1)数値的判断基準【失格基準】を追加します。

 本復旧工事では、当社が定めた工事価格対象額の70%に相当する額に対し、落札予定者の応札額が下回る場合は、数値的判断基準に該当すると判断し失格とします。

  • 従来は、当該価格に該当した場合は、重点調査を行っていたところですが、本復旧工事では重点調査は行わず失格とします。
  • ただし、当該措置は政府調達協定対象工事である場合は適用しません。
  • また、基本調査の数値的判断基準は従来のとおりです。

(2)調査ヒアリングの実施を、調査資料提出期限前であっても実施を可能とします。

 本復旧工事では、落札予定者から調査資料の提出及び調査ヒアリングについて実施の申し出があった場合は、提出期限前であっても調査ヒアリングを実施できることとします。

  • 本復旧工事では、提出期限前に調査資料の提出及び調査ヒアリングの実施の申し出が落札予定者からあった時点から調査ヒアリングの実施ができることとしました。

2 本復旧工事における低入札価格調査(特例)の適用期間

 すべての本復旧工事を対象とし、入札公告から契約手続の完了まで適用します。

 なお、本復旧工事であるかは各工事の入札公告でお知らせします。

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