管理事業
特定更新等工事(大規模更新・大規模修繕)計画と実施状況
経年劣化の進行に加え、大型車の増加、積雪寒冷地や海岸部の通過延長の増加など厳しい使用条件により構造物の劣化が顕在化してきているなか、高速道路の永続的な健全性を確保する目的で特定更新等工事が計画・策定され、平成27年度から事業に着手しています。
特定更新等工事を進めるためには、各地域において通行止めや対面通行などの交通規制を行う必要があり、事業の目的や必要性を十分理解していただき社会全般に幅広く浸透するよう、高速道路会社共通の事業呼称として「高速道路リニューアルプロジェクト」としました。令和6年3月末で橋梁の大規模更新(床版)については工事契約延長ベースで24kmに達し55%進捗しています。今後も引き続き、更に進捗を促進するため、事業進捗に向けて関係機関との協議、工事の施工を行うとともに、新技術の開発、体制や情報提供の強化を図っていきます。
環境・技術開発事業
サプライチェーン排出量の状況(基準年と2023年度との対比)
当社グループの事業活動による2023年度のサプライチェーン排出量(実績)は、約839万t-CO₂となっており、基準年となる2013年度のサプライチェーン排出量と比較すると、約6%削減しています。
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- サプライチェーン排出量について
Scope1(燃料の使用)、Scope2(電気の使用)、Scope3(高速道路の建設・管理のために調達する工事や高速道路を走行する自動車からの排出など)を対象としています。
エネルギー調達からリサイクルまでの状況
- エネルギー投入量:2023年度事業を集計
- 物質投入量:2023年度に完了した工事を対象に主要資材
(土砂、アスファルト、コンクリート、生コンクリート)を集計
- 物質の排出量:2023年度事業を対象に建設リサイクル法に定められた建設副産物のほか、SA・PAのごみ箱から回収されるごみ、路面清掃から改修される改修されるごみ、および草刈り・樹木剪定作業により植物発生材について集計
EV急速充電器設置口数
ドラぷらイノベーションラボ
業界の垣根を越えた挑戦
新たな技術やサービスアイディアなどを持つ企業などと、技術・ビジネスモデルを検証しながら、次世代の高速道路サービスや地域の活性化・社会課題の解決につながるイノベーションの創出を目指し、2021年度より「ドラぷらイノベーションラボ」による新たなサービスや事業の創出に取り組んでいます。
実証実験と効果測定の実施
2021年度(第Ⅰ期)から2023年度(第Ⅱ期)までの間に、計23社と数々の実証実験を取り組んできました。2024年度(第Ⅳ期)は、2025年1月に4社を採択し、2025年度に実証実験と効果測定を進めています。
| 採択企業 |
27社 |
| 実証実験実施 |
27社 |
| 出資 |
2社 |
海外での活動状況
コンサルティングによる技術貢献
現地省庁への技術協力を目的として、各国で道路運営・維持管理に関する技術支援を行っています。また、JICA(独立行政法人国際協力機構)やPIARC(世界道路協会)へ高速道路建設・維持管理に関する専門家を派遣し、課題の解決を支援しています。そのほか、諸外国の技術研修生の受け入れによる国際貢献も行っています。
人材
| 項目 |
|
| 社員の平均年齢 |
40.2歳 |
| 社員の平均勤続年数 |
16.2年 |
| 社員に占める女性の割合 |
18.0% |
| 役職者に占める女性の割合 |
5.7% |
| 男性社員の育児休業取得率 |
42.4% |
| 社員一人当たりの時間外勤務時間数(平均)※1 |
26.8h/月 |
| 社員一人当たりの休暇取得日数 |
26.3日/年 |
| 男女の賃金格差 |
69.9%※2 |
| 健康診断等受診率 |
100.0% |
| 二次健康診断対象割合 |
0.04% |
| ストレスチェック受診率 |
99.7% |
- 年次有給休暇と各種特別休暇の取得日数の合計
- 正規雇用労働者(72.7%)、非正規雇用労働者(63.9%)