環境負荷の低減と生物多様性
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環境負荷の低減
ネットワーク整備によるCO₂排出量削減
高速道路の利用により安定した速度での走行が可能となり、一般道の利用に比べてCO₂排出量が削減されます。これに加えて、道路交通が高速道路に転換し、一般道路の交通が円滑化されることによっても排出量の低減が期待できます。 このように高速道路ネットワークによる交通の円滑化により、CO₂排出量削減に貢献しています。
騒音・景観対策
沿道環境に及ぼす影響の低減を図るため、遮音壁の設置や環境施設帯の整備などの対策を行っています。
自然環境の創出と生物多様性の保全
地域の生物多様性の保全と健全な生態系の維持のために「エコロード(自然環境に配慮した道づくり)」の取組みを行っています。
自然環境の創出
自然環境と調和しながら建設事業を進める一つの対策として、ICの建設にともない、水辺、湿地、草地、中低木林や高木林などの自然環境を造成し、ICの建設以前に自生していた植生や動植物の自然環境を復元する「ビオトープ」を整備しています。 圏央道 あき野ICにあるビオトープ(2005年3月より運用)では、当初の整備から20年が経過し、2023年度末現在では、タヌキやキイトトンボ、スズキなどの多種多様な動植物(約530種)の生息を確認しています。また、ビオトープは全道市の一環として、地元小学生などを対象とした体験学習会の開催や地域住民・有識者・地元高校生と共同した保全作業など、自然にふれる機会も提供しています。
生物の生息環境・行動圏の維持
高速道路ができることで、生物の生息環境・行動圏が分断されてしまうと、水場や餌場への経路消滅や遺伝的多様性の損失など、生態系へ大きな影響を与える可能性があります。そのため、生態系保全の取組みの一つとして、圏央道の「もばら-どうぶつのはし」では、開削された道路にトンネルを設置し、上部を植樹することで周辺の森がつながり、生物の生息環境・行動圏の分断を避け、動物が身を隠しながら周囲の森林間を行き来できるように整備しています。この橋では、タヌキやイノシシなどの動物の横断を確認しています。また、この取組みは高速道路に生物が侵入し、走行車両と衝突するロードキルの軽減にもつながります。
圏央道 もばら-どうぶつのはし
自然環境への影響を緩和し、地域苗木による自然復元を推進します。
事業活動すべての段階における環境負荷の低減に努めます。