レジリエントな高速道路
レジリエントな高速道路の取組み
大規模な地震、気候変動がもたらす災害(激甚化・頻発化する台風や豪雨・豪雪)への備えと被災後の高速道路を迅速に回復する。NEXCO東日本グループの対応力・適応力で、災害に強い高速道路ネットワークを支えます。
災害に強い高速道路ネットワーク
災害時に高速道路の一部が通行止めとなっても、周辺の高速道路機能を確保することで、人の流れや物流を支援し輸送機能の低下を防ぎます。あわせて、被災地の早期復興を支援します。
建設事業
高速道路ネットワークの整備を着実に進めることで、災害時の代替路を確保するとともに、「安全・安心・快適・便利な高速道路サービス」を提供し、地域社会の暮らしの向上へ貢献していきます。
ミッシングリンク(道路が途中で切れている未開通区間)の解消
首都圏を中心にミッシングリンクの解消を進めています。これにより、移動時間の短縮、地域経済の活性化や災害発生時の緊急輸送路としての役割が期待されます。首都圏では、圏央道 境古河IC~つくば中央IC間(2017年)や東京外環道 三郷南IC~高谷JCT間(2018年)の開通により、関越道から東関東道まで複数のルートでつながり、利便性が向上しました。 現在も圏央道や東京外環道などの整備を進めています。 ミッシングリンクの解消は、移動時間の短縮、地域経済の活性化や災害発生時の緊急輸送路としての役割が期待されます。
暫定2車線区間の4車線化
時間信頼性の確保や事故防止、ネットワークの代替性確保の観点から、計画的な4車線化を実施しています。4車線化することで、渋滞の解消・緩和、反対車線への飛び出しなど重大事故の防止、維持修繕工事や事故発生時などの通行止めの減少が見込まれます。また、時間信頼性の確保、災害・大雪時の交通機能確保にもつながることから、計画的に4車線化を進め、安全・安心のための機能向上に取り組んでいます。
スマートICの設置
既存の高速道路を有効に活用し、地域生活の充実や地域経済の活性化を推進するため、通行をETC車に限定した低コストで導入できるスマートICの整備を各地で進めています。
圏央道 つくば西スマートIC
取り組み事例
ネットワーク効果を最大化
| 新規区間の建設 | 84.7km |
|---|---|
| 暫定2車線区間の4車線化 | 231.2km |
防災業務計画と防災業務の実施
高速道路を地震などの災害から守り、高速道路の社会的役割を果たすことを目的に「防災業務計画」や、その実施のため「防災業務実施細則」を定めています。これに基づき、情報システムの整備やハコフターの運用による災害発生時の情報収集・提供のほか安全確保、復旧などを実施しています。※防災業務計画・災害対策基本法の指定公共機関であるNEXCO東日本は、災害に強い道づくりに向けた「防災業務計画」を公表しています。
防災業務計画・国民保護業務計画防災業務の概要
- 防災体制と非常参集
- 応急的な道路機能の確保など
- 通過通行規制
- 防災訓練及び社内教育
- 応援協力体制
- 災害への備え
- 情報収集連絡体制
- 広報活動
防災訓練
NEXCO東日本では、高速道路におけるお客さまの安全・安心のため、事故・災害を想定した対策本部運営訓練や関係機関と連携した実動訓練を行っています。右の写真は、2011年10月6日に関越自動車道関越トンネルにて行われた総合防災訓練の模様です。
その他開通後整備効果
救命活動の支援
災害発生時や緊急救命活動をサポートするために、救命活動支援ヘリポートなどを整備し、関係機関との訓練を実施しています。
救命活動支援ヘリポートの整備
災害発生時に負傷された方々の速やかな搬送や迅速な災害対策の実施のため、北海道・宮城県・福島県・群馬県などの15カ所のサービスエリア等にヘリコプターが離着陸するための「救命活動支援ヘリポート」を整備し、料金所敷地内で離着陸訓練も実施しています。
(上信越道 信州中野IC)

