新サービス「AIルートジャッジ~アクアvs京葉・館山~」
11月19日より実証実験開始
~AI渋滞予知の技術を応用した新サービス!木更津からのルート選択にご活用ください~
2025年10月29日
東日本高速道路株式会社
株式会社NTTドコモ
東日本高速道路株式会社(以下、NEXCO東日本)と株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、ドコモが開発した「AI渋滞予知」※1の技術を応用し、NEXCO東日本が提供する新サービス「AIルートジャッジ~アクアvs京葉・館山~」(以下、AIルートジャッジ)の実証実験を2025年11月19日(水)から開始します。本実証実験では、木更津JCTから特定のエリア(京葉JCT、箱崎JCT、板橋JCT)までの当日午後の予測所要時間について、CA東京湾アクアライン(以下、アクアライン)を経由するアクアラインルートとE14館山自動車道(以下、館山道)・E14京葉道路を経由する京葉・館山ルートの所要時間を予測し、その比較結果を配信いたします。
木更津JCTから埼玉方面や東京方面へ向かう際のルート選択にご活用いただけます。
実証実験開始の経緯
房総半島から都心方面へ車で向かうルートとしては、アクアラインルートと京葉・館山ルートの大きく2パターンがあります。現在提供しているCAアクアラインおよびE14京葉道路・E14館山道の「AI渋滞予知」は、各路線において多くのお客さまにご好評をいただいておりますが、「複数ルートのうち、どちらを使うとより早く着けるのかを知りたい」というご要望が多く、実証実験開始に至りました。今後、実証実験での効果検証やお客さまの反応も踏まえ、本格導入に向けた検討を進めていく予定です。
本サービスにより、房総半島から都心方面へ向かう際の渋滞を回避することで、交通分散を通じた渋滞緩和をめざします。
予測所要時間を提供する区間
房総から首都高管内の道路を経由して都心方向へ向かうお客さまが最適なルートを選択できるように、アクアラインルートと京葉・館山ルートから多くのお客様が利用される目的地として、下記3つの経路を選定しました。
①木更津JCT~外環道 京葉JCTまで(E6常磐道方面)
②木更津JCT~首都高速道路 箱崎JCTまで(都心方面)
③木更津JCT~首都高速道路 板橋JCTまで(E17関越道方面)
①
②
③
閲覧方法
- 「AIルートジャッジ」は、以下の方法でご利用いただけます。
- 右の二次元バーコードを読み取ってご利用ください。
- 「AIルートジャッジ」と検索してご利用ください。
- 下記URLからもアクセスいただけます。
https://www.driveplaza.com/trip/area/kanto/traffic/ai-route-judge/
(11/19から情報提供開始)
- 本サービスの閲覧方法および特徴
- 開発中の画面です。
【特徴】
①
予測所要時間を提供する3区間から選択できます。
②
スライドバーで渋滞予測時間を変更できます。
③
2ルートの渋滞予測をどちらが早いか一目で確認できます。
④
2ルートの時間帯ごとの所要時間を一目で確認できます。(選択した時間帯は左マップとリンク)
⑤
料金検索やリアルタイム渋滞情報はドラぷらおよびドラとらから検索して確認できます。
AIルートジャッジの仕組み
これまでCAアクアライン、E14京葉道路における「AI渋滞予知」を実現していた、ドコモの「AI渋滞予知」技術とNEXCO東日本の交通工学的知見・ノウハウのかけ合わせによって出力された予測結果と、首都高速道路(株)の交通統計データに基づく、各経路における時間帯ごとの「追跡時刻和※2」データとの組み合わせを通じて各ルートの所要時間を予測し、その比較結果を配信いたします。
NEXCO東日本とドコモは今後も、「AI渋滞予知」のさらなる活用を検討し、交通課題の解決に取り組んでまいります。
- 2017年11月30日プレスリリース
NEXCO東日本とNTTドコモ、【CA】東京湾アクアラインにおいて「AI渋滞予知」による渋滞予測実証実験を開始
2022年7月27日プレスリリース
『AI渋滞予知』2022年7月28日より【E14】京葉道路でも実証実験を開始 - 追跡時刻和とは、各時刻、各区間の所要時間に基づき、特定時刻に特定地点を出発した車両が移動に伴って受ける影響を加味した道のり全体でかかる所要時間
別添資料
PDFファイルをご覧いただくには、AdobeSystems社のプラグインソフト「Acrobat Reader(日本語版)」が必要です。お持ちでない方は、こちらからダウンロード(無料)してご利用ください。