NEXCO東日本グループはJヴィレッジ復興プロジェクトを支援しています

 NEXCO東日本グループでは『Jヴィレッジ復興プロジェクト』にグループ全体で5百万円の寄附を行いました。本寄附の実施にあたり、4月9日(月)に福島県による寄附受納式が開催されました。

 かつて、福島県浜通りにはサッカーの聖地がありました。1997年に日本初のサッカー・ナショナルトレーニングセンターとして開設したJヴィレッジです。施設内には11面のフィールドが並び、FIFAワールドカップ日本代表チームをはじめ、合宿や大会など延べ1万2千を超えるチームに利用されてきましたが、東日本大震災の発生で状況が一変。福島第一原発事故の収束拠点としての役目を担うこととなり、長期の営業休止を余儀なくされました。

 その後、事故から4年経った平成27年に福島県による復興プロジェクトが始動。今年夏の一部再開、来年春の全面再開を目指して本格的な復旧工事が始まりました。これを支援する企業などからの寄付を基に、日本初のフルサイズ全天候型練習場を新設するなど、かつてを上回る規模の「新生Jヴィレッジ」としての完成が予定されています。

 寄附受納式では、東北支社松﨑支社長から福島県鈴木副知事へ目録の贈呈が行われ、副知事からは、「グループを挙げてのご寄附ありがとうございます。大切に使わせていただきます」との感謝の言葉をいただきました。

 原発事故による避難指示区域は段階的に解除されているものの、住民帰還による本格復興はまだまだこれから。この新生Jヴィレッジが浜通り復興のシンボルとなり、地域にかつての営みが戻ることを願ってやみません。NEXCO東日本グループでは引き続き、復興の加速化に向け、被災地を支援していきます。

震災後は、駐車場や仮設宿舎などの原発事故収束拠点として利用された旧Jヴィレッジ

震災後は、駐車場や仮設宿舎などの原発事故収束拠点として利用された旧Jヴィレッジのイメージ画像1
震災後は、駐車場や仮設宿舎などの原発事故収束拠点として利用された旧Jヴィレッジのイメージ画像2
写真提供:福島県

新生Jヴィレッジ全体イメージ図

新生Jヴィレッジ全体イメージ図のイメージ画像

松﨑支社長(中央左)から鈴木副知事(中央右)へ寄附金の贈呈

松﨑支社長(中央左)から鈴木副知事(中央右)へ寄附金の贈呈のイメージ画像1
松﨑支社長(中央左)から鈴木副知事(中央右)へ寄附金の贈呈のイメージ画像2