ゴールデンウィーク期間の高速道路における渋滞予測 【全国版】

渋滞のピークは、下り方面が5月3日、上り方面が5月4日と5日

平成20年4月4日
東日本高速道路株式会社
中日本高速道路株式会社
西日本高速道路株式会社
(財)日本道路交通情報センター

 東/中/西日本高速道路株式会社と(財)日本道路交通情報センターは、ゴールデンウィーク期間[平成20年4月25日(金)~5月6日(火)の12日間]の高速道路における交通集中による渋滞発生の傾向と、30km以上の渋滞が予測される場所や通過所要時間などについてとりまとめました。

 お客様の出発時間を渋滞のピークが予測される時間帯の前後にずらすなど、ゆとりのある旅行計画づくりにお役立て下さい。

・1 渋滞予測について

【渋滞発生の傾向】
 今年のゴールデンウィーク期間の特徴として、行楽や帰省などによる渋滞のピークが下り方面では5月3日(土)に、上り方面では5月4日(日)と5日(月)になるものと予測しています。また30km以上の長い渋滞を、東北道、関越道、東名高速、中央道、東名阪道、中国道、九州道などで予測しています。

ピーク時10km以上の予測渋滞発生回数  平成20年4月25日(金)~5月6日(火)下りのグラフ上りのグラフのイメージ画像

【特に長い渋滞の発生予測】

上下方向道路名ピーク日時(予測)渋滞発生箇所渋滞長
下り九州自動車道5月3日(土)
10時頃
久留米インターチェンジ付近
(福岡県久留米市)
50km
中央自動車道5月3日(土)
6時頃
相模湖インターチェンジ付近
(神奈川県相模原市)
40km
関越自動車道5月3日(土)
7時頃
東松山インターチェンジ付近
(埼玉県東松山市)
40km
中国自動車道5月3日(土)
9時頃
宝塚東トンネル付近
(兵庫県宝塚市)
40km
東北自動車道5月4日(日)
9時頃
羽生パーキングエリア付近
(埼玉県羽生市)
40km
上り東名高速道路5月3日(土)
10時頃
岡崎インターチェンジ付近
(愛知県岡崎市)
35km
東名阪自動車道5月4日(日)
17時頃
四日市インターチェンジ付近
(三重県四日市市)
35km
中央自動車道5月4日(日)
20時頃
小仏トンネル付近
(神奈川県相模原市)
35km
東北自動車道5月5日(月)
18時頃
矢板インターチェンジ付近
(栃木県矢板市)
35km
5月6日(火)
14時頃
矢板インターチェンジ付近
(栃木県矢板市)
35km
  • 上記箇所の他、ピーク時30kmの渋滞を下り線で8個所、上り線で5箇所において予測しています。

 なお、30km以上の渋滞を予測している場所は、別表【PDF:18KB】のとおりです。

・2 渋滞インフォメーション

 お客様に、旅行計画段階、旅行の出発前、走行中、休憩中など、いつでもどこからでも情報を入手していただけるよう、渋滞情報をインターネットなど各種の媒体を通じて提供しています。

(1)旅行計画に役立つ渋滞予測情報

(2)お出かけ前に入手できる道路交通情報 (ホームページアドレス、電話番号やFAX番号は、こちら【PDF:33KB】をご覧ください。)

  • 日本道路交通情報センターの道路交通情報[http://www.jartic.or.jp/]
    インターネットや電話で道路交通情報を入手できます。
  • ハイウェイテレホン(電話番号はこちら【PDF:33KB】をご覧ください。)
    リアルタイムの主要道路の交通情報(5分更新)を24時間入手できます。
    なお、自動車走行中のドライバーの携帯電話の使用は禁止されています。
  • ハイウェイFAX
    リアルタイムの主要道路の交通情報(5分更新)を24時間入手できます。

(3)走行中に入手できる道路交通情報

  • 道路情報板
  • ハイウェイラジオ(1620kHz)
  • VICS
    VICS対応のカーナビゲーションなどで入手できます。

(4)休憩中に入手できる道路交通情報

  • ハイウェイ情報ターミナル(サービスエリアなどに設置)
    テレビ画面などにより、分かりやすくお知らせします。
  • ハイウェイテレホン(電話番号はこちら【PDF:33KB】をご覧ください。)
    リアルタイムの主要道路の交通情報(5分更新)を24時間入手できます。
    なお、自動車走行中のドライバーの携帯電話の使用は禁止されています。
  • その他
    サービスエリアのインフォメーション、案内看板などで交通情報を入手できます。

・3 お客様さまへの安全走行のお願い

 高速道路を安全で快適にご利用していただくために、お客さまに次のことをお願いしています。

(1)走行中の故障トラブルを防ぐため、走行前に車の点検をお願いします
 高速道路上での故障トラブルは、事故や渋滞の原因となります。故障トラブルの大半が、走行前の基本的な車両点検で防げるものです。特に、燃料、タイヤ、オイル、冷却水の点検を忘れずにお願いします。

(2)後部座席でもシートベルトを着用しましょう
 シートベルトは命綱、衝突時の身体への衝撃を和らげてくれます。運転席・助手席だけでなく、後部座席においてもシートベルトの着用をお願いします。

(3)ETCカードは確実に挿入してください
 ETCカードの挿し忘れや不完全な挿入の状態でのご利用は、開閉バーの未作動の原因となり、非常に危険です。確実に車載器へETCカードを挿入したことを確認してご利用ください。

 また、ETCカードにはクレジットカードと同様に有効期限があります。有効期限切れのETCカードでは開閉バーが開きませんのでご注意ください。

(4)ETCレーンは、十分に速度を落としてご利用下さい
 ETCレーンには、前の車と十分な車間距離をとった上で、時速20km以下に減速して進入し、ETCレーン内は徐行の上、安全に停止することができるような速度で、開閉バーが開いたことを確認してご通行ください。

(5)渋滞末尾での追突事故に注意してください
 渋滞発生時には、渋滞の車列の中や渋滞の末尾での追突事故が発生しやすくなります。わき見をせず安全運転を心がけ、渋滞に遭ったらハザードランプで後続車に合図するなど、追突事故の防止に心掛けてください。

(6)適度な休憩を取って安全運転を
 夜間運転や長時間運転は疲れやすくなります。サービスエリアなどを利用して適度な休憩をとり、安全運転を心掛けてください。

 また、最近サービスエリアなどから進入方向を間違えるなど、高速道路本線を逆走して事故に至るケースが発生していますので十分に注意して下さい。

(7)給油やトイレはお早目に
 給油やトイレは、渋滞区間の手前などでなるべく早目にお済ませください。

(8)万一、事故や故障が起こった場合、安全な場所にすみやかに避難を
 高速道路上で人がはねられる事故が増えています。

 交通事故や故障により停止した場合、道路上にとどまることは非常に危険です。ハザードランプや三角停止表示板、発炎筒などで後続車に危険を知らせたら、通行車両に十分注意し、すみやかにガードレールの外など安全な場所に避難してください。また、非常電話による通報もお願いします。

(9)道路の異状は道路緊急ダイヤル『#9910』で通報を
 車両の通行に支障となる道路の穴ぼこや落下物などの緊急事態を発見したら、お近くに非常電話がない場合、道路緊急ダイヤル「#9910」による通報をお願いします。

 固定電話(NTT)、携帯電話(NTTドコモ、au、ソフトバンク)、PHS(ウィルコム、NTTドコモ)からの通報が可能です。

(10)緊急地震速報が発令されたら
 緊急地震速報が発令されてから、強い揺れが来るまでの時間は数秒から数十秒の時間があります。

 高速道路上やサービスエリアなどで緊急地震速報を受信したときは、身を守るために以下のような行動をお願いします。

  • 自動車運転中にカーラジオ等で受信した場合は...
    • あわててスピードを落とさない
    • ハザードランプを点灯し、まわりの車に注意を促す
    • 急ブレーキはかけず、緩やかに速度をおとす
    • 大きな揺れを感じたら、道路の左側に停止
  • 人が大勢いる施設では...
    ・落ちついて行動
    ・あわてて出口に走り出さない
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