新たな契約方式で工事を発注します

~ 鋼橋上部工工事で入札前価格交渉方式を実施します ~

平成20年2月13日
東日本高速道路株式会社
東北支社

 NEXCO東日本東北支社(仙台市青葉区、支社長:鹿島幹男)では、入札前価格交渉方式により鋼橋上部工工事を発注します。

1 入札前価格交渉方式の概要及び目的

 入札前価格交渉方式とは、入札前に全ての入札参加者から見積書の提出を求め、見積内容について、工事目的物の性能・機能等を確保する上でその見積額が適切であるかどうかを、弊社と全ての入札参加者が「技術的交渉」を行い、交渉後再提出された見積書を反映した契約制限価格の設定を行った後に、入札を行うものです。

入札公告、申請書などに加え見積書を提出、技術的交渉、交渉後見積書の提出、契約制限価格の設定、入札のイメージ画像

2 対象工事

(1)工事名
 東北自動車道 富谷ジャンクションCランプ橋(鋼上部工)工事

  • 平成20年2月13日付け東北支社が入札公告済

(2)工事場所
 宮城県黒川郡富谷町穀田

(3)工事内容
 東北自動車道で建設中の富谷ジャンクションに東北自動車道を横架する橋梁を架設する鋼上部工工事。

【富谷JCT Cランプ橋】
橋長:64.0m 重量:170t 工場製作及び架設
【富谷JCT Dランプ橋】
橋長:63.9m 重量:220t 架設のみ
【仙台北部道路 本線橋】
橋長:64.5m 重量:230t 架設のみ

(4)工期
 540日間

3 入札前価格交渉方式の試行対象とした理由

 本工事では、東北自動車道の通行止めを伴う橋梁の一括架設という特殊な施工条件下で工事を行う必要があり、契約制限価格の設定において積算基準類を適用することが適当でないと判断したため「入札前価格交渉方式」としました。