料金所を強行突破した不正通行者の逮捕について

平成19年11月26日
東日本高速道路株式会社
新潟支社

 本日(11月26日)、新潟県警察から、北陸自動車道新潟西第一料金所等において、偽造ナンバープレートを付けて、通行料金を支払うことなく強行突破を繰り返し、11月8日に逮捕した不正通行者を、道路運送車両法違反及び道路整備特別措置法違反の容疑で、検察庁へ送致したとの発表がありました。

 道路整備特別措置法は、平成17年10月1日の道路関係4公団の民営化に伴って改正され、高速道路会社が定めた通行方法(国土交通大臣の認可)に違反して料金所を通行した自動車その他の車両の運転者に対して、刑事罰が科されることになっております。

 東日本高速道路株式会社では、従前から「不正通行対策」に取り組んできたところであり、本件容疑者が、料金所で強行突破を繰り返していたため、同法の改正を受けて、新潟県警察本部高速道路交通警察隊に通報し、これが契機となり、今回の逮捕に至ったものです。

 なお、本件は、新潟県内での強行突破による初めての逮捕事例となります。

 当社ではこれまでも、有料道路事業に対するお客さまの信頼を損ねることがないよう不正通行監視カメラなどを活用し、『不正通行は許さない』という強い姿勢で取り組んでまいりましたが、今般、悪質な不正通行を行った容疑者が逮捕されたことは通行料金負担の公平性の確保及び不正通行の抑止につながるものと考えています。

 今後も本件のような不正通行に対し、毅然とした態度で臨むとともに、警察の捜査に積極的に協力し、不正通行対策に取り組んでまいります。