通行料金不払いによる不正通行者の逮捕について

NEXCO東日本は今後も不正通行には毅然と対応します

平成18年8月22日
東日本高速道路株式会社

 通行料金を支払うことなく走り去る行為を繰り返していた不正通行者が、道路整備特別措置法違反の容疑で本日(8月22日)神奈川県警察に逮捕されたとの発表がありました。

 道路関係4公団の民営化にあわせ平成17年10月1日の道路整備特別措置法の改正により、高速道路会社が定めた通行方法(国土交通大臣の認可)に違反して料金所を通行した自動車その他の車両の運転者に対して、刑事罰が科されることになりました。

 今回の逮捕は同法の改正を受けて、本件容疑者が料金所で無料通行宣言書なるものを係員に投げつけるなどして不正通行を繰り返していたため、当社から神奈川県警察高速道路交通警察隊に通報したことが契機となったもので、当社管内で初めての逮捕事例となります。

 悪質な不正通行を繰返し行っていた容疑者が逮捕されたことは、料金負担の公平性の確保及び不正通行の抑止につながるものと考えています。

 当社では、従前より、有料道路事業に対するお客様の信頼を損ねることのないよう、『不正通行は許さない』という姿勢で対応しています。今後も不正通行に対し毅然とした態度で臨むとともに、警察の捜査に積極的に協力し、不正通行対策に取り組みます。

 本件容疑者による不正通行約150回について通行料金の確認を行い、不法に免れた通行料金及び割増金(免れた額の2倍)を請求します。