ETCレーン速度抑制強化対策を3月16日から順次全社展開

~ ETCのより安全・安心なご利用を目指して ~

平成21年2月17日
東日本高速道路株式会社

 NEXCO東日本(東京都千代田区、代表取締役会長・八木重ニ郎)は、安全・安心の向上を目指して、当社の管理するすべてのETCレーンで、3月16日(月)から順次、開閉バーの開くタイミングを遅らせる速度抑制強化対策を開始し、4月中旬までに完了する予定です。

 これまで、ETCレーンでは、安全確保のため時速20km以下の安全な速度でご走行いただくよう、ホームページやパンフレットなどの各種広報媒体を通じてお客さまにお願いしてきましたが、時速20kmを大きく超過しているお客さまが多く見受けられ、このままではETCレーンでの安全性が十分確保されないおそれがあります。

 このため、北陸自動車道新潟西料金所など7箇所で、開閉バーの開くタイミングを遅らせる速度抑制対策を試行したところ、通過速度が下がる効果が見られました(例えば、新潟西料金所入口では、通過速度が40㎞/h以上の台数の割合が約36%(試行開始前)⇒約9%(試行4ヶ月後)に減少)。

 そこで、この試行結果を踏まえ、ETCレーンでのより安心・安全の実現を目指して、当社の管内の全レーン(スマートインター除く)で、この速度抑制強化対策を本格的に展開することとしました。

対策開始時期対策箇所
H21.3.16~道東道、東北道(福島・埼玉・栃木県内)、関越道(群馬県内)、北陸道、上信越道(群馬・長野県内)、常磐道(茨城・千葉県内)、東関東道、東京外環道、北関東道(茨城・栃木県内)、圏央道、第三京浜道路、京葉道路、富津館山道
H21.3.17~東北道(群馬県内)、関越道(埼玉県内)、北関東道(群馬県内)、新空港道、東水戸道路、館山道、横浜新道、日本海東北道(新潟県内)
H21.3.18~仙台東部道路、磐越道、仙塩道路、仙台北部道路、関越道(新潟県内)、横浜横須賀道路、千葉東金道路、東京湾アクアライン、東京湾アクアライン連絡道
H21.3.19~上信越道(新潟県内)、道央道
H21.3.23~東北道(宮城県内)、常磐道(福島・埼玉県内)
H21.3.24~米沢南陽道路
H21.3.25~山形道、東北中央道、百石道路
H21.3.26~東北道(岩手県内)、八戸道、秋田道(秋田県内)
H21.3.27~東北道(秋田県内)、日本海東北道(秋田県内)
H21.3.30~東北道(青森県内)、釜石道、青森道、湯沢横手道路、秋田道(岩手県内)
H21.4.6~札樽道

対策開始時期については、現地の状況により変更する場合もありますので了承願います。

【速度抑制強化対策の拡大】

試行の実施(6路線・7箇所)

 北陸道 新潟西第一料金所(H20.9.25~)
 札樽道 新川料金所(H20.10.27~)、仙台東部道路 岩沼料金所(H20.10.27~)
 東北道 鹿沼料金所(H20.11.25~)、長野道 麻績料金所・更埴料金所(H20.11.25~)
 東京湾アクアライン 木更津金田第一(木更津本線)料金所(H20.11.25~)

本格展開

 H21.3.16からNEXCO東日本の全ETCレーンにて順次展開
ETCレーン速度抑制強化対策後、開閉バーの開くタイミングが遅くなります(バーが作動するまでの時間を約0.5秒~約1.0秒遅らせます)のイメージ画像