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「橋梁点検支援システム」を共同開発しました

NEXCO東日本は、東京大学・北海道大学とICTを活用した新たな「橋梁点検支援システム」を共同開発しました

SMH

平成26年1月15日
東日本高速道路株式会社

NEXCO東日本(東京都千代田区)は、東京大学(東京都文京区)、北海道大学(北海道札幌市)と共同でICTを活用した新たな『橋梁点検支援システム』を開発しました。

現在、当社が管理する高速道路には、約3500橋もの多くの橋梁があり、2020年には、そのうち約5割の橋梁が建設から30年を経過します。また、高速道路ネットワークの拡充に伴い大型車交通が増加するとともに、車両の総重量も増加する傾向が見られるなど、高速道路の使用環境は、従来よりも更に厳しいものとなってきています。一方で、今後、熟練点検技術者の減少も想定されており、長期的には高速道路インフラの老朽化に対する適切な対応を行うことが大きな課題となってきています。

このような状況において、効率的かつ的確な高速道路インフラの点検の実施及び評価、並びに点検技術者のより効果的な育成は、継続的に安全・安心な高速道路空間の提供を行う上で、重要な取り組みとなっています。

 『橋梁点検支援システム』の概要 ※2つのシステムから構成

(1)評価支援システム 【資料1】【PDF:686KB】PDFへリンク参照

概要

  • 橋梁点検で取得した変状画像などの各種データ(以下「点検データ」)をシステムに登録すると、瞬時に過去の点検データを検索し、類似の事案を確認することができるシステム。これにより、点検者は、損傷内容の評価を円滑に進めることができます。
  • 画像データだけではなく、橋梁の設置環境や変状内容などの文字情報も加味することで、より精度の高い検索(※1)を行うことができます。 (※1)2013年11月に3者共同で特許申請済
  • 今後は、膨大な量の点検データをシステムに登録することにより、検索結果の精度向上を図るとともに、将来的には、高速道路以外のインフラ管理の場においても、活用の可能性を検討していきたいと考えています。

効果:変状内容の評価支援及び点検技術者の育成

  • 熟練点検技術者のノウハウを“暗黙知”から“形式知” に変換し、変状内容の評価を平準化させるとともに、点検技術者のより効果的な育成が可能となると考えています。
(2)入力支援システム 【資料2】【PDF:431KB】PDFへリンク参照

概要

  • スマートフォンとGPS機能等を活用することにより、点検技術者の位置情報が自動的に取得され、点検員は、過去の変状内容などを確認しながら、点検を進めることができます。
  • また、点検時に入力した点検データについても自動的にデータベースに登録されます。

効果:点検作業の効率化

  • 従前の紙とカメラを活用した方法と比べ、(1)評価支援システムの効果と合わせ、約3割程度の時間短縮効果があると考えています。

当社では、この支援システムを橋梁点検を行う一部の現場組織において今後試行導入し、順次全社的な展開を図る予定です。

 橋梁点検の主な課題と『橋梁点検支援システム』の活用効果

橋梁点検の主な課題と『橋梁点検支援システム』の活用効果


SMH ■スマートメンテナンスハイウェイ(SMH)
長期的な道路インフラの安全・安心の確保に向け、ICT技術の導入や機械化等を行い、これらが技術者と融合した総合的なメンテナンス体制を構築します。これにより、維持管理・更新の効率化や高度化の実現が期待されます。
橋梁点検の主な課題と『橋梁点検支援システム』の活用効果
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