埼玉大学とNEXCO東日本の包括的な連携推進に関する協定の締結について

平成28年1月18日
国立大学法人埼玉大学
東日本高速道路株式会社関東支社

 埼玉大学(埼玉県さいたま市)と東日本高速道路株式会社関東支社(埼玉県さいたま市)は、相互の包括的な連携推進に関する協定を平成28年1月18日(月)に締結しました。

1 目的

 各機関の研究開発能力・人材・設備を相補的に活用し、高速道路の維持管理・更新技術など相互協力可能な分野における産学連携を推進することにより、研究成果の社会活用を促進するとともに、先端的な技術力と広い視野を有する研究者や技術者の育成に貢献することを目的としています。

2 連携内容

  • 共同研究等の実施とこれに伴う研究者及び技術者の相互交流
  • 地域特性を生かした研究及び研究成果の活用
  • 教育・人材育成の推進及び相互支援
  • その他、本協定の目的を達成するために必要な事項
協定書への署名後に握手を交わす埼玉大学山口学長(左)とNEXCO 東日本関東支社横山支社長(右)のイメージ画像
協定書への署名後に握手を交わす埼玉大学山口学長(左)とNEXCO 東日本関東支社横山支社長(右)

 参考

最近の連携事例

 コンパクト断面を採用した鋼連続合成桁橋(圏央道 金谷郷高架橋)
合理的な鋼橋建設の取組みとして、コンパクト断面設計を国内道路橋に初めて採用するにあたり、技術検討委員会に埼玉大学奥井教授を招聘。
鋼材の性能を十分に活かし、座屈による急激な崩壊がなく、かつ、ねばり強い合理的な構造を実現。
平成25年度 日本鋼構造協会特別賞を受賞。

コンパクト断面を採用した鋼連続合成桁橋(圏央道 金谷郷高架橋)のイメージ画像

 2重合成Ⅰ桁の曲げ及びせん断強度の評価方法に関する実験的研究
埼玉大学奥井教授のご指導を仰ぎながら、連続合成Ⅰ桁橋の中間支点部を2重合成桁とした構造の載荷実験を行い、曲げ強度とせん断強度の終局強度に関する評価方法について検討。
平成22年度 土木学会論文賞を受賞。

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