東北自動車道 ボックスカルバートの目地材の落下について

平成20年6月10日
東日本高速道路株式会社
東北支社

 NEXCO東日本東北支社(仙台市青葉区、支社長:鹿島幹男)が管理する東北自動車道のボックスカルバートで天井部のコンクリート打ち継ぎ目の目地材が落下し、ボックス内の道路で発見されました。これによるけが人や、道路への被害はありませんでした。

 当社では、この事象の発生を受け、東北支社管内の道路として交差するボックスカルバート約3,200箇所全てにおいて緊急点検を実施中です。

1 通報日時

 6月5日(木)18時40分に、当社のお客さまセンターに通報いただき、当社社員が現地を確認した結果、ボックスカルバートの目地材が落下しているのを確認し回収いたしました。

 その後、当該ボックスカルバートの緊急点検を実施し安全を確認しました。

2 発生場所

 東北自動車道 ボックスカルバート 花巻86 (開通年月日 昭和52年11月19日)
  (紫波インターチェンジ ~ 盛岡南インターチェンジ間の県道不動盛岡線との交差部)
 地先名:岩手県紫波郡矢巾町南矢巾第1地割字上程島

3 落下していた物

目地材・・・
約60cm×約30cm×2.3cm  重量約3kg (落下高さ4.5m)
(アスファルトに木質等繊維質を配合し板状にしたもの)

4 落下原因

 現在調査中

5 当該個所の点検履歴

 目視点検 2008年5月30日

6 対応状況

 東北支社管内の道路として交差するボックスカルバート約3,200箇所の緊急点検を実施中です。

 なお、ボックスカルバートについては、毎年4月5月に定期点検を実施しており、今年度の点検で目地材のずれが確認されていたボックスカルバートについては、6月8日までに目地材の撤去を実施しました。

参考資料

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