料金所を強行突破した不正通行者の逮捕について

【岩手県内で初めてのETCレーンにおける強行突破者の逮捕】
NEXCO東日本は今後も不正通行には毅然と対応します

平成20年6月23日
東日本高速道路株式会社
東北支社

 6月21日、東北自動車道滝沢料金所において、通行料金を支払うことなく強行突破を繰り返していた不正通行者が、道路整備特別措置法違反の容疑で岩手県警察に逮捕されたとの発表がありました。

 なお、ETCレーンの強行突破による岩手県内での逮捕は初めてになります。

 道路整備特別措置法は、平成17年10月1日の道路関係4公団の民営化に伴って改正され、高速道路会社が定めた通行方法(国土交通大臣の認可)に違反して料金所を通行した自動車その他の車両の運転者に対して、刑事罰が科されることになっております。

 東日本高速道路株式会社では、従前から「不正通行対策」に取り組んできましたが、本件容疑者が、料金所で強行突破を繰り返していたため、岩手県警察本部高速道路交通警察隊に通報し、これが契機となり、今回の逮捕に至ったものです。

 当社ではこれまでも、有料道路事業に対するお客さまの信頼を損ねることがないよう不正通行監視カメラなどを活用し、『不正通行は許さない』という強い姿勢で取り組んでまいりましたが、今般、悪質な不正通行を行った容疑者が逮捕されたことは通行料金負担の公平性の確保及び不正通行の抑止につながるものと考えています。

 今後も本件のような不正通行に対し、毅然とした態度で臨むとともに、警察の捜査に積極的に協力し、不正通行対策に取り組んでまいります。

 なお、本件の容疑者に対しては、不法に免れた通行料金に割増金(免れた額の2倍)を加え、不法に免れた通行料金の3倍の金額を請求します。