関東地域で春の交通安全キャンペーンを実施します

~命を守るために 全部の座席でシートベルトの着用を!~

平成30年3月30日
東日本高速道路株式会社
関東支社

 NEXCO東日本 関東支社(埼玉県さいたま市)は、4月6日(金)から15日(日)までの春の全国交通安全運動期間中に、高速道路交通警察隊や高速道路交通安全協議会などの関係機関と合同で、管内のサービスエリアなどで「春の交通安全キャンペーン」を実施します。

 この春の交通安全キャンペーンでは、高速道路をご利用のお客さまへ、交通安全・運転マナーに関する啓発冊子等の配布、パトロールカーや白バイなどの展示、発炎筒の着火体験などを行います。

交通安全キャンペーン概要

【実施期間】
平成30年4月6日(金)から4月15日(日)まで
※うち、交通事故死ゼロを目指す日:4月10日(火)
【開催場所】
NEXCO東日本関東支社管内の休憩施設などで実施
※場所・日時等の詳細については、別紙【PDF:66KB】をご参照ください。
発炎筒の着火体験の写真
発炎筒の着火体験
落下物の展示の写真
落下物の展示
パトロールカーの展示の写真
パトロールカーの展示
マナーアップキャラクターのイメージ画像
マナーアップキャラクター
「マナーティ」&「イカンザメ」も登場!?
  • 実施内容は、各キャンペーンによって異なります。
    事前に別紙【PDF:66KB】のキャンペーン内容をご確認のうえお越しくださいますようお願いいたします。
  • 天候などにより、急きょキャンペーンを中止させていただく場合があります。
    あらかじめご了承ください。

今回の重点テーマは3つ!!

  1. 全部の座席でシートベルトの着用をしましょう!
  2. 高速道路での"落とし物"はありませんか?出発する前と休憩の際には積荷を確認しましょう!
  3. 高速道路における緊急時には、「後続車に合図」・「安全な場所へ避難」・「避難してから通報」を確実に行いましょう!

1.全部の座席でシートベルトの着用をしましょう!
 昨年、関東支社管内の高速道路でシートベルトの非着用により車外に放出されて、死亡する悲惨な事故が発生しました。過去のデータでは、シートベルト非着用者の致死率は着用者の約10倍にも及びます(下図)。また、警察庁とJAFによる調査では、高速道路等における着用率は、運転者が99.5%※なのに対し、後部座席同乗者は74.4%※に留まっています(※2017年シートベルト着用率データより)。

 シートベルトは命に直結するものですので、運転席・助手席・後部席すべての着用を徹底しましょう。

高速道路等でのシートベルト着用・非着用致死率と後部座席シートベルトの着用時・非着用時のイメージ画像
落下物件数(NEXCO東日本管内)のイメージ画像

2.出発する前と休憩の際には積荷を確認しましょう!
 当社管内の高速道路において発生する落下物の数は、年間10万件を超えています。
 時速100キロメートルでクルマが走る高速道路では、落下物により思わぬ事故につながる危険が高く、場合によっては、死亡事故の原因になってしまうこともあります。

落下物の写真

 落下物事故は落とした人の責任となる可能性があります。
 お出かけの際には、必ず、積荷がしっかり固定されているか、またサービスエリアなどで休憩される際にも、積荷の状態を必ず確認するようお願いします。

3.高速道路における緊急時には、「後続車に合図」「安全な場所へ避難」「避難してから通報」を確実に行いましょう!
 関東支社管内での高速道路において、高速道路上の停止車両等への衝突事故が発生しています。

 高速道路は、車が時速100kmで行き交う非常に危険な空間です。事故や故障などで止むを得ず本線上や路肩に出た場合、一般道と同じ感覚で行動すると、思わぬ事故に巻き込まれる可能性があります。

発炎筒や停止表示器材(三角表示板)での合図のイメージ画像

 高速道路上で事故や故障などで止むを得ず車の外に出る場合は、まず、ハザードランプを点灯させ、後続車に合図をしてください。停車後、発炎筒停止表示器材(三角表示板)でさらに合図をしましょう。停止表示器材(三角表示板)は、高速道路上で停止する場合には「表示義務」があります。万が一に備えて、必ず携行するようにしましょう。

 そして、運転者も同乗者も全員、通行車両に十分注意し、ガードレールの外側など、避難できる場所かどうか十分に確認のうえ、安全な場所にすみやかに避難してください。車内は安全地帯ではありません。後続車に追突され、命を落とした事故が発生しています。

 安全な場所へ避難したら、110番・非常電話・道路緊急ダイヤル#9910のいずれかで通報をお願いします。

非常電話の写真1
非常電話の写真2
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