北海道の高速道路は冬道の体制に入ります

平成26年9月25日
東日本高速道路株式会社
北海道支社

 NEXCO東日本北海道支社(札幌市厚別区)では、10月16日から翌年の4月30日までを雪氷対策期間と位置づけ、気象、道路状況の把握、除雪作業などのため、総勢約1,000名の人員と約300台の車両にて24時間体制で安全な交通確保に努めます。

 また、今冬期もNEXCO東日本グループが一丸となった雪氷対策作業の実施に向け、「高速道路雪氷対策出動式」を行いますので、併せてお知らせします。

【高速道路雪氷対策出動式 実施日程】 (IC:インターチェンジ)

事務所名開催日時開催場所参加車両・人員
【概数】
室蘭管理事務所10月14日(火)
10:00~10:30
道央自動車道
室蘭IC内 雪氷作業基地
40台、80名
苫小牧管理事務所10月16日(木)
11:00~12:00
道央自動車道
苫小牧西IC内 雪氷作業基地
20台、40名
札幌管理事務所10月17日(金)
9:30~10:30
道央自動車道
北広島IC内 雪氷作業基地
40台、70名
岩見沢管理事務所10月10日(金)
10:30~11:00
道央自動車道
岩見沢IC内 雪氷作業基地
20台、50名
旭川管理事務所10月2日(木)
10:30~11:30
道央自動車道
旭川鷹栖IC内 雪氷作業基地
20台、60名
帯広管理事務所10月10日(金)
10:30~11:30
道東自動車道
音更帯広IC内 雪氷作業基地
20台、50名
合計160台、350名

1 冬の高速道路を安全・快適にご利用いただくために

 冬の高速道路では夏期に比べ冬期の事故発生件数が約2倍となり、例年、初冬の11月頃から事故が急増します。冬期間、高速道路をご利用される場合には、気象や路面状況に応じた安全運転でのご利用をお願いします。また、冬タイヤ装着など早めの冬装備をお願いします。

 【参照 別紙-1 「冬の高速道路を安全・快適にご利用いただくために」【PDF:1.1MB】

夏・冬別事故発生件数(H25)
夏・冬別事故発生件数(H25)のイメージ画像
      
初雪観測日(H25) NEXCO東日本調べ
初雪観測日(H25)NEXCO東日本調べのイメージ画像

2 昨年の降雪状況

 平成25年度の高速道路の累計降雪量(10月~3月)は、累計平均で427cmとなりました。道内の中で特に多かった地域は金山トンネルの889cm、次いで常盤トンネルの816cmでした。この降雪に対する除雪作業の総距離は約32万kmに及び、地球約8周分に相当します。なお、初雪が最も早かった地域は、トマム観測所の10月16日でした。

 【参照 別紙-2 「昨年の降雪状況」【PDF:749KB】

昨年の降雪状況のイメージ画像

3 雪氷対策作業の流れ

 NEXCO東日本北海道支社では、高速道路の雪による通行止めや交通規制を最小限にするため、24時間体制で雪氷作業を行っています。雪氷作業へのご理解とご協力をお願いします。

 【参照 別紙-3 「雪氷対策作業の流れ」【PDF:352KB】

4 雪氷対策の取組み(雪氷ITS)

 NEXCO東日本北海道支社では、(1)当社巡回車や高速バスにWEBカメラを搭載し、ドライバー目線による視程状況や、(2)除雪作業車にGPSを搭載し、その信号による作業進捗の把握、(3)高速道路の降積雪量を10分毎に自動計測する技術など、雪氷ITSを活用したリアルタイムな情報収集を行い、北海道の厳しい気象状況や変化に的確に応じた雪氷作業を行っています。

 【参照 別紙-4 「雪氷対策の取組み(雪氷ITS)」【PDF:517KB】

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