NEXCO東日本 コーポレートサイト

ドラぷら

NEXCO 東日本

付加車線による渋滞対策

片側2車線の本線単路部における渋滞の主たる原因は、混雑時に60%以上の車両が追越車線に偏ることにあります。この状態でサグやトンネルに代表されるボトルネック部に突入した場合、速度に対し車間が相対的に大きくなるため、減速波が発生し、それが上流へ増幅しながら伝播されることで走行車線をも巻き込んだ渋滞を発生させる原因になっているのです。

付加車線による渋滞対策は、ボトルネック部または手前に付加車線を設置し、車線利用率の均等化を図ることにより、交通容量の増加効果を図ります。

実際、トンネル坑口部前後において、上り線坑口部が3000台/h程度で渋滞が発生するのに対し、登坂車線の配置されている下り線では渋滞発生無しに3300台/h程度の交通量が観測されている例があります。

NEXCO 東日本では渋滞対策に効果的な、付加車線の設置方法(位置、長さ)の更なる検討を進めていきます。

交通量レベルに応じた車線利用率の変化

交通量レベルに応じた車線利用率の変化

  一般単路部 ボトルネック部
2車線合計 3600台/h 3100台/h ※1
→2700台/h ※2
追越車線 2200台/h 1850台/h

※1 渋滞発生時交通容量
※2 渋滞発生後交通容量
一般単路部とボトルネック部の交通量の比較

 ボトルネック部A、又はBの手前に付加車線を設置した場合に想定される車両の車線利用率の遷移状態を下図に示す。ボトルネック位置の追越車線の利用率が50%に改善されることにより、交通容量の増加が期待出来る。

付加車線による対策効果
付加車線による対策効果