- 01 Occurrence of reverse event
- 02 Status of reverse accidents
- 03 Occurrence of reverse running cases by motive
出典：第8回 高速道路での逆走対策に関する有識者委員会 配付資料
01 Occurrence of reverse event
- Reverseways occur on Expressway nationwide almost once every two days
- 逆走事案の41％が分合流部・出入口部で発生
- 逆走した運転者の年齢は、65歳以上が68％、うち、75歳以上が49％を占める
<Trends in the number of cases of reverse run and their locations>
- The location of occurrence is classified by the reverse running start point
Number of reverse runs
| 2015 | 分合流部･出入口部 96件（37％）、料金所プラザ部 11件（4％）、料金所前後 51件（20％）、単路部 68件（26％）、その他 33件（13％） 計259件 |
|---|---|
| 2016 | 分合流部･出入口部 89件（36％）、料金所プラザ部 16件（6％）、料金所前後 42件（17％）、単路部 47件（19％）、その他 55件（22％） 計249件 |
| 2017 | 分合流部･出入口部 64件（31％）、料金所プラザ部 13件（6％）、料金所前後 46件（22％）、単路部 48件（23％）、その他 36件（18％） 計207件 |
| 2018 | 分合流部･出入口部 67件（34％）、料金所プラザ部 10件（5％）、料金所前後 40件（20％）、単路部 44件（22％）、その他 39件（19％） 計200件 |
| 2019 | 分合流部･出入口部 92件（46％）、料金所プラザ部 9件（5％）、料金所前後 36件（18％）、単路部 45件（22％）、その他 18件（9％） 計200件 |
| 2020 | 分合流部･出入口部 52件（35％）、料金所プラザ部 4件（3％）、料金所前後 28件（19％）、単路部 36件（24％）、その他 28件（19％） 計148件 |
| 2021 | 分合流部･出入口部 70件（37％）、料金所プラザ部 10件（6％）、料金所前後 38件（20％）、単路部 47件（25％）、その他 23件（12％） 計188件 |
| 2022 | 分合流部･出入口部 78件（38％）、料金所プラザ部 15件（7％）、料金所前後 30件（15％）、単路部 46件（23％）、その他 35件（17％） 計204件 |
| 2023 | 分合流部･出入口部 83件（37％）、料金所プラザ部 9件（4％）、料金所前後 48件（21％）、単路部 52件（23％）、その他 32件（15％） 計224件 |
| 2024年 | 分合流部･出入口部 91件（41％）、料金所プラザ部 17件（8％）、料金所前後 53件（24％）、単路部 36件（16％）、その他 23件（11％） 計220件 |
〈2024年の逆走した運転者の年齢〉
2024.1〜2024.12 計（全220件の内訳）
30歳未満 14件（6％）
30～65歳未満 50件（23％）
65～75歳未満 41件（19％）
75歳以上 109件（49％）
不明 6件（3％）
計220件
データ：2015年～2024年の高速道路（国土交通省及び高速道路会社管理）における事故または確保に至った逆走事案 N＝2,099
Source: Created by the Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism and the Expressway Company with the cooperation of the police
02 Occurrence situation of reverse running accident
- 逆走事案のうち、逆走事故発生件数は、毎年40件程度発生しており、2024年については50件と前年よりやや増加。
- 逆走事故は、死亡事故となる割合が高速道路での事故全体に比べ約38倍、死傷事故となる割合が約4倍。
<Trends in the number of reverse accidents and accident types>
Number of reverse accidents
| 2015 | 死亡 8件（17％）、負傷 18件（39％）、物損 20件（44％） |
|---|---|
| 2016 | 死亡 7件（12％）、負傷 18件（32％）、物損 32件（56％） |
| 2017 | 死亡 5件（11％）、負傷 12件（27％）、物損 27件（62％） |
| 2018 | 死亡 1件（3％）、負傷 13件（41％）、物損 18件（56％） |
| 2019 | 死亡 4件（9％）、負傷 15件（33％）、物損 26件（58％） |
| 2020 | 死亡 1件（4％）、負傷 5件（19％）、物損 20件（77％） |
|---|---|
| 2021 | 死亡 4件（9％）、負傷 6件（14％）、物損 34件（77％） |
| 2022 | 死亡 3件（7％）、負傷 9件（20％）、物損 32件（73％） |
| 2023 | 死亡 2件（5％）、負傷 6件（15％）、物損 31件（80％） |
| 2024年 | 死亡 4件（8％）、負傷 10件（20％）、物損 36件（72％） |
〈2024年の「逆走事故運転者の年齢」〉
2024.1〜2024.12 計（全50件の内訳）
30歳未満 7件（14％）
30〜65歳未満 15件（30％）
65〜75歳未満 7件（14％）
75歳以上 17件（34％）
不明 4件（8％）
計50件
データ：2015年～2024年の高速道路（国土交通省及び高速道路会社管理）における事故に至った逆走事案 N＝427
Source: Created by the Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism and the Expressway Company with the cooperation of the police
Comparison of wrong-way driving accidents and overall Expressway accidents
データ：2011年～2024年の逆走事故全581件、高速道路事故全710,828件の内訳
Source: Created by the Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism and the Expressway Company with the cooperation of the police
03 Occurrence of reverse running cases by motive
- 逆走事案の動機別の件数は、2015～2023年までのデータで故意が約2割、過失が約4割、認識なしが約3割、2024年についても同様の傾向。
- 逆走事故の動機別の件数は、2015～2023年までのデータで故意が約2割、過失が約4割、認識なしが約2割、2024年については故意が約1割、過失が約4割、認識なしが約1割と同様の傾向。
[定義]
故意：逆走になる事を認識して逆走を開始した事案
過失：逆走になる事を認識せずに逆走を開始した事案
認識なし：事故や確保等により逆走を終えた時点においても、逆走したとの認識を持っていないもの（認知症等）
本来のルートへ復帰するための逆走（故意）
本来のルートへ復帰するための逆走（過失）
進行するべきルートを誤って逆走（過失）
<Trends in the number of reverse running cases by motive>
Number of cases of wrong-way driving
| 2015 | 故意 66件（25％）、過失 98件（38％）、認識なし 69件（27％）、その他･不明 26件（10％） 計259件 |
|---|---|
| 2016 | 故意 46件（18％）、過失 109件（44％）、認識なし 71件（29％）、その他･不明 23件（9％） 計249件 |
| 2017 | 故意 57件（28％）、過失 71件（34％）、認識なし 45件（22％）、その他･不明 34件（16％） 計207件 |
| 2018 | 故意 50件（25％）、過失 77件（39％）、認識なし 41件（21％）、その他･不明 32件（16％） 計200件 |
| 2019 | 故意 59件（30％）、過失 78件（39％）、認識なし 39件（20％）、その他･不明 24件（12％） 計200件 |
| 2020 | 故意 34件（23％）、過失 62件（42％）、認識なし 38件（26％）、その他･不明 14件（9％） 計148件 |
| 2021 | 故意 42件（22％）、過失 65件（35％）、認識なし 58件（31％）、その他･不明 23件（12％） 計188件 |
| 2022 | 故意 35件（17％）、過失 82件（40％）、認識なし 70件（34％）、その他･不明 17件（8％） 計204件 |
| 2023 | 故意 53件（24％）、過失 92件（41％）、認識なし 70件（31％）、その他･不明 9件（4％） 計224件 |
| 2024年 | 故意 44件（20％）、過失 78件（36％）、認識なし 73件（33％）、その他･不明 25件（11％） 計220件 |
<Changes in the number of wrong-way driving accidents by motive>
Number of reverse accidents
| 2015 | 故意 9件（20％）、過失 13件（28％）、認識なし 11件（24％）、その他･不明 13件（28％） 計46件 |
|---|---|
| 2016 | 故意 10件（18％）、過失 23件（40％）、認識なし 9件（16％）、その他･不明 15件（26％） 計57件 |
| 2017 | 故意 9件（20％）、過失 14件（32％）、認識なし 6件（14％）、その他･不明 15件（34％） 計44件 |
| 2018 | 故意 5件（16％）、過失 13件（41％）、認識なし 4件（13％）、その他･不明 10件（31％） 計32件 |
| 2019 | 故意 14件（31％）、過失 11件（24％）、認識なし 11件（24％）、その他･不明 9件（20％） 計45件 |
| 2020 | 故意 4件（15％）、過失 11件（42％）、認識なし 6件（23％）、その他･不明 5件（19％） 計26件 |
| 2021 | 故意 10件（23％）、過失 16件（36％）、認識なし 9件（20％）、その他･不明 9件（20％） 計44件 |
| 2022 | 故意 3件（7％）、過失 16件（36％）、認識なし 15件（34％）、その他･不明 10件（23％） 計44件 |
| 2023 | 故意 7件（18％）、過失 16件（41％）、認識なし 11件（28％）、その他･不明 5件（13％） 計39件 |
| 2024年 | 故意 7件（14％）、過失 21件（42％）、認識なし 7件（14％）、その他･不明 15件（30％） 計50件 |
データ：2015年～2024年の高速道路（国土交通省及び高速道路会社管理）における事故または確保に至った逆走事案 N＝2,099
Source: Created by the Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism and the Expressway Company with the cooperation of the police
〈2024年の逆走事案の開始要因別の割合〉
データ：2024年の高速道路（国土交通省及び高速道路会社管理）における事故または確保に至った逆走事案 N＝220
Source: Created by the Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism and the Expressway Company with the cooperation of the police